ニコは2014年6月、ダンナの友人Sさんから引き取りました。 Sさんの友人宅のベランダに母猫が仔猫3匹を連れてやってきたそうです。そこで、Sさんは母猫と1にゃん、Sさん友人は1にゃん、残りの1にゃんにはうちにお声がかかり・・・ 確かに当時は「もう一匹欲しいかもね~」とは言っていましたが、実際にチャンスが来たとなると・・・にゃーの反応は・・・にゃーへのストレスは・・・経済的には・・・と色々思いを馳せ・・・ 父曰く私は、「石橋を叩いて叩いて叩いて壊したあげく、ほーらダメじゃん、渡らなくて良かった~」な性格らしいので、うーんうーんとなってたのですが、ダンナは「ええやん」と・・・ そんなこんなで、「一ヶ月様子見て、ダメだと思ったら返してもらっていいから。」と言う事で連れて帰りました。 最初はハラハラ、胃はキリキリ・・・にゃーはご飯とお水を摂る量が少し減ったりしましたが、まあ、なんとか一緒に暮らして行けるかな、と。 今ではお互いどう思っているのか分かりませんが・・・険悪な仲では無い気がするので、結果オーライでしょうか。
にゃーはダンナと結婚する前に一緒に住んでいた家の近所のノラさんでした。その家ではハウスメイトがいました。日本人1人、台湾人2人の計5人。のうちの誰だったかな、がにゃーを発見。にゃーは人懐こく、にゃんにゃーんおいでーと呼んだらすぐに来る子でした。なので、ハウスメイト全員で可愛がっていました。 家は広いガレージがあり、そこはみんなの溜まり場でソファーとテレビを置いてました。人がいればガレージは開けていたのでにゃーが入って来る事も。 そしてある日、にゃーは隣人の元飼い猫だったと言う事が判明。ハウスメイトが聞いた話によると、にゃーは隣人(男)の奥さんが飼っていた猫。離婚した時に奥さんは猫を置いて行ったそうな。で、隣人には彼女ができ、その彼女は犬を飼っていたのでにゃーを追い出したと。 (*´Д`)=3ハァ・・・ マアアイイケド それからもにゃーをみんなで可愛がっていたら、毎日見かける様に。にゃーは野良のクセに太り気味っぽかった。きっと色んな家に愛想を振りまいてみんなにご飯を貰ってたんだろうな~ そんなこんなで、私を含め、ハウスメイト達のにゃーへの気持ちはどんどん募り、よし!家に入れてあげよう!!と言う事になりました。 野良なので、とりあえずまず洗濯・・・人懐こいにゃーは捕まえるのは簡単。ダンナ(当時は彼氏)とハウスメイトの一人の台湾人の男の子が頑張ってお風呂場で洗いました。それはさすがに大変だったそうな。私はその時仕事でいなかったのですが、見たかったな~。 家ネコを始めたにゃーはさほど問題も無くなじみました。まあ、ノラになるまえは家ネコでしたしね・・・ イタズラもしないし、粗相もなし。キッチンに置いたトイレで必ずしました。イイ子だ~。 でも、にゃーは自由に、外との行き来もさせていました。ガレージを少し開けっ放しにし、いつでも入れる様に。(せっかく洗いましたが汗) まあ、そんな感じにみんなでお世話をしていました。 で、ひょんな事から私は結婚する事に。丁度家のリースも切れる、という事でみんな別々の道を行く事に。 そこでにゃーの親権問題(笑) 私達がにゃーを引き取る事になった理由はいくつか。一人はネコアレルギーなので飼えず。他の子達は、まあ、学校に行ってるってのもあるし、お国に帰る可能性がゼロではなかった事。私はサンディエゴから出るつもりは無いし、職も持っていたので一番安定していたので・・・ そして私達夫婦は引っ越すアパートも決まり、荷物の移動もめどがついたので、再び野良ってたにゃーをお迎えに。にゃーは賢く誰もいなくなった家の前で待っていました。にゃーを連れて行く為に買ったキャリーににゃーを入れて、まず病院へ。完全家ネコにするつもりだったので、一通り検査をしてもらい、シャンプーをしてもらう為の予防接種を。前飼い主にもそんな事は聞かなかったので、ドクターに、前してる可能性あるけどまたしても大丈夫を確認し、注射。(予防接種をした証明が無いとシャンプーしてもらえないと判明したので。) そしてにゃーは、はれて我が家の子に!家に入れた時こそは引け腰でコソコソしてたものの、数時間で我が物顔。 ・・・ちなみに。 前飼い主に一応聞きました。にゃー、貰ってっていいですか。と。一応前飼い主さんもにゃーに餌を与えていたし、気にかけてそうだったので。追い出した時点で勝手に連れてっても誘拐にはならなかったとは思いますが。貰っていいか聞きに行ったら、新しく飼い主が出来た事に対して喜んでいました。