明治時代(明治34年)に建てられた商家の建物で、ゆっくりとしたお昼御飯をいただきました。 ここは、かつて唐津街道の宿場町の前原宿があったところ。 農村や漁村などの糸島の各所から人や物が集まり、米や魚、野菜など豊富な食材が揃ったところ。 その糸島の食材を使ったからだに優しい糸島ごはん。 古の木の匂いがするところでした。
親戚の高校生と中学生の姉妹がかめろんパンをお土産に持ってきてくれました。 箸が転んでも可笑しい・・・そのものの笑い声をたてていました。 この笑い声は世界を救うと思います。 このかめろんたちは、姉妹ともっと明るいその母、そのものです。
子どもの頃、よく頂いて食べました。 随分御無沙汰していた【成金饅頭】です。 福岡県直方の銘菓ですが、菓子舗は数店あります。 巨大な成金饅頭(人の顔くらいの大きさ)は、慶事や仏事にも使われています。 これは、普通のどら焼きサイズです。 明治時代に、直方で豆の投機に失敗し、処分に困った青年が、 その豆で餡を練り、大きな饅頭にして売り出したのが始まり。 当時の直方が炭鉱の町として知られ、財を成した『成金さん』にちなんだ名前なのだそうです。 菓子箱の紙のフリルまで、懐かしく感じました。