介護の倫理の原則
6月
8日
介護における倫理の4原則をご存知でしょうか?
1.自立尊重の原則
2.善行の原則
3.無危害の原則
4.公正、公平の原則
以上4つの原則があります。
この4つの原則はどれが一番大切だと思いますか?
見てお分かりの通り、どれも大切なので優劣は存在しません。
つまり、横並びの関係にあります。
しかし、実務においては介護の現場でこの倫理で優先順位をつけて判断しなければいけないことが多くあります。
例えば、認知症の方が歩かれてしまうが、何度も転倒してしまう。
ここで介護者に「本人が歩きたい、または何かをしたい気持ちがあるなら歩かせてあげたい」という感情がある一方で、
「何度も転ぶことが分かっていて、骨折のリスクが高いなら安全を優先することが本人のためだ」という感情も芽生えます。
介護現場ではよくあるジレンマです。
どんな判断が正解なのか気になると思いますが、ケアに正解はありません。
ではどのように判断をしていくべきか。
いくつか大事な要素がありますが、
一つは事業者や法人の理念や行動指針はどのようになっているか。
そして利用者の認知機能や性格傾向、生活歴から本人が望んでいることはなにか。
これらの情報をもとにチームで他職種で判断して、選択することが大事になります。
気をつけて欲しいのは、多数決や発言力のある人、専門職の意見だけで決めないことです。
大事にすべきは何が本人のためか。
そして自分たちはどこを目指してケアをしているのかを基準にして考えることです。
介護リーダーとしてチームのケアの方向を決めるのは重要な役割です。
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現役の管理職が教える{介護リーダーのマネジメント研修}の湯浅
群馬、栃木、埼玉、千葉、神奈川、東京
私は、介護現場のリーダーとしての仕事(マネジメント)を教えています。
介護職のリーダー次第でチーム、組織も変わる
リーダーのマネジメントで、ケアの質も変わる
リーダーのマネジメントで、働きがいも変わる
資格
認知症介護指導者
介護支援専門員
GCSプロフェッショナルコーチ
原田メソッド認定講師
ブランドマネジャー1級
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