エッ!
そうか星座って永遠に変わらずあるとしか思っていなかったけど、星の輝きにも終わりがあるんだよなっ。全ては変化するんだもの、当然か。
と、土曜日の朝に、高田耕造さんのHyper Team Management勉強会で、「問いの外に出る」というキーワードをきっかけに、緩やかな刺激を受けた後、ルーティーンとして、いつものようにスヌーピーの本を開くと、チャーリーブラウンがサリーに語りかけた言葉が、「あと10万年もしたら「北斗七星」はなくなってしまうんだ・・・」。
これを「見明星悟道」という禅語を引用して、説明と解釈を加えられいて。
御釈迦さまは、菩提樹の下で静かに座り、夜明けに星をみたその瞬間、悟りを得たといわれ、それをあらわしたのがこの禅語、だとか。
アレッ、これ昨日の午後、『リーダーシップ道場』の出版記念セミナーに聴いたじゃん。
そのタイトルから、リーダーシップ論を説いていると思っていたら、著者であるピーターD.ピーダーゼンさんの人生経験を元に、リーダーシップを軸として人生と仕事を豊かにする実践知が著されたもの。
デンマーク生まれで文化人類学を学び、日本歴41年、日本での仕事歴。サステナビリティと経営云々という辺りは、幾度かの機会にお聴きしていたけれど、マハティール、ピータードラッカー、ガルブレイス、アルヴィン・トフラー等など、世界の著名人との仕事、その後の共同経営者の裏切り、多額の負債、長く苦しい闘病生活など、初めて聞く自己開示は迫力がありました。
序盤から本題へ移行するときに出てきたのが、
人生は、『道場』である!
「道場」の由来はBodhi Manda(サンスクリット)
Bodhi Mandaは、お釈迦さまが悟りを得た
「菩提樹と、そこに座った場」のこと。
つまり、道場は、
武術を学ぶ場ではなかった・・・。
生きる術を、実践を通じて体得し、
自分なりの「悟り」を開く場
それが道場である、と。
スヌーピー本を監修した枡野俊明さん、訳した谷川俊太郎さんは凄い。
で、禅的に解釈して気づくきっかけをくれるシュルツさんは凄いよね。
で、日本人以上に日本を知り、圧倒的なフロネシスを背景に、次世代リーダー育成をライフワークにしているピーターさんが著した「リーダーシップ道場」には、これからを豊にする、自分でもできる実践知が書かれていそう。積ん読しないようにっ、と。
それにしても、菩提樹の下でもなんでも良いけど、
静かに座って、星を見るとか、空を見るとか
「道場」といえる場と機会を持つことは大事ですね。
改めて。