9月
17日,
2011年
三角点の上にはこれを設置していた!
三角点石柱の上において、他の場所から方位・高度を測定する
のです。
このため、三角点は必ずしも最高ピークにあるとは限りません、
現に北岳でも、足元が不安定な岩場では無く、やや低い場所
に埋め込まれたいました。
場所によってはかなり低いところもあります(この界隈では石津御岳)
これは測量時のマーカーで、他の山などから、このポストの方角
と高度(仰角)を測定し、距離と標高を算出します。
三角点はこの櫓の設置場所の「名残」に過ぎません。
精度をあげるには、複数の三角点が必要ですが、富山県の劔岳が、
三角点設置が困難を極め、この界隈一体の地図の精度が上がらず、
ここの登頂が国土省(当時は陸軍管轄)の悲願でした、これを達成する
ための経緯を綴ったのが新田次郎さんの「点の記」です、一昨年映画化
されています。
今ならPCどころか、電卓で瞬間に計算出来る三角関数ですが、当時は
すべて筆算、大変だったと思います・・・・・
※芦安の「南アルプス芦安山岳館」の玄関横に設置してありました
http://www.minamialps-net.jp
9月
16日,
2011年
ハードルの高い北岳その7(間の岳往復)
ここから稜線を辿っての往復です。
夜明け前の寒風の中、ヘッドライトを点けての出発でした・・・・・
※写真はおおききくなります
9月
16日,
2011年
ハードルの高い北岳その6(八本歯のコル)
足元は大半が、こんな岩。
浮石も多く、まったく気が抜けません、特に下りは一つ間違えば滑落の
危険が待っています・・・・・
※写真は大きくなります
9月
16日,
2011年
ハードルの高い北岳その5(北岳バットレス)
写真正面の鋸状の岩稜が有名な北岳バットレスの上部。
落石・崩壊が多く、多くのクライマーがここで命を落としています・・・・
※写真はおおきくなります
9月
15日,
2011年
ハードルの高い北岳その4(高山病?)
1500mから3000mまで登ります・・・・・
途中にあるのが「草すべり」、ここが結構厄介です。
ここをクリアし、稜線に出ます、気の抜けない岩場を通過し、
「肩の小屋」が見えてきた時、頭痛が・・・・・・
「あ、高山病」と思い、深呼吸。
数歩歩いたところで「・・・・・・・・・・・」と前のめりの転倒
瞬間意識が遠のく感じでした。
※青い×の地点
手でかばったものの、顔にキズ(涙)
そして被害は・・・・・コメントをご覧ください
9月
15日,
2011年
ハードルの高い北岳その3(あわや遭難!)
なり、これによって北岳山荘到着が遅れ、さらに天候不順(ガス)のため
当初予定の間の岳往復は、翌日となりました。
翌日の場合には、下山時間を考慮すると、朝4:00に北岳山荘をスタート
3時間程度で往復、8時には食事とリパッキングして出発しなければなりません。
※重いザックは山小屋にデポ、アタックザックでの出発
当日の日の出は5時18分前後、スタート時は月明かりはあるものの、ヘッドランプ
頼りの歩行となります。
初めてのコースをヘッドランプで歩行、3000mの9月早朝は気温3℃。それも岩場の連続です。
このため、事前にWebで情報を収集、夜間歩行は途中の「中白根」でミスコース
の恐れがあることが判明。
案の定、中白根でミスコース、うっかり進めば、岩場でスタックするハメに・・・・・
昼間ならペイント跡がくっきり、さらに稜線が明確に見えますが、夜間は危険
なコースでした。
コメントに詳細地図があります