DRの習得は難しいと言われる、現にWebでは、その複雑さの指摘が多い。
幸い私はAviUtlを長年扱っていたため、「複雑さ」には免疫が出来たいたため、現在はどう
にか対応はしているが「?」と思えることは少なくは無い。
この原因は、以下の理由と推測する。
DRはColorという他のAPLより突出した機能がある。これはNodesを使い、Keyframeで
TimeLine同様のコントロールをしてLayerと同じ働きが出来る。
このため、LayerEditとColorを使えば、生産性の高い編集が可能で、これにOptionが追加
され高機能となった。
DRのVer15で、これにFusionが加わった、私は最初は全く理解が出来ず右往左往した。
AviUtlでは簡単に処理出来る事がFusionではなかなか出来ず往生した事が多々あり、
生産性から主力はAviUtlだった。
ところが4Kの編集が増え、OSのVerによってAviUtlの動作が不安定となり、やむなく
DRに軸足を移したが、Fusionの理解はなかなか進まず、機能を使い切らずにいた。
そんな時、Clipcampに出会い、生産性の良さから特定部分は使い始めたが、やはり機能
不足は小手先の工夫ではクリア出来ず、DRに本腰を入れざるを得なくなった。
他の開発案件や多忙さ故に、なかなか進まなかったが、今年に入ってからいくつかの
発見があり、再び備忘録にアップを開始している。
AviUtlもこの備忘録に書き込んできたが、現在はすべて停止、かわりにDRに時間を割いて
いる。
DRの一番の問題点はは、EditでもColorでもFusionでも、ほぼ同じ事が出来る事にある。
微妙に生産性と仕上がりが違うのだが、この類似性が複雑さの原因だと思う。
これは先述したが、Ver15にFusionの導入が原因だが、Fusionを使いこなせば生産性は
大幅にアップする。
映像編集にはAdobe系をはじめ、国産ではEdiusがあるが、WorldWideであり、
買い切りの魅力(入門版はFREE)などの理由でDRが普及しはじめている、ただし
前述のようなハードルがあることは覚悟すべき。
しかし、「易きに流れてはならない」の思想があればDRを推薦する。
わかお かずまさ
VegaSystems
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