8月
25日,
2019年
一色諏訪神社の大提灯
大提灯祭りの起源は今から遡ること450年。
初秋になると毎夜海魔が現れ、人畜農作物を荒ら
していました。そこで村人たちは諏訪神社のご神前
に魔鎮剣(ましずめのつるぎ)を奉り、大篝火を
焚いて悪魔退散を祈ったところ被害が無くなったと
言われています。
100年ほど神事として篝火を焚くことが続き、
寛文年間(1661~1672)に提灯を献灯する
祭りになっていったようです。そして天下泰平の
世となった江戸中期には、経済的な余裕も生まれ、
提灯の上部に覆いが付けられたりと華美なものに
なっていき、どんどん大きくなり現在の姿へと
変わっていったのです 。
大きくなる過程で、柱が2本から3本になり、
提灯の骨の材質が竹から桧に変わりました。しかし
現在も諏訪組の提灯だけは竹の骨でできています。
※諏訪神社縁起より