XPを継続使用される方にお知らせ、その3

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WindowsUpDateの仕組み。
今後、この仕組みが大きな脆弱性となる恐れがあるので解説を試みます。
それに最近のXPサポートの時、この「仕組み」をご理解されていない方が圧倒的多数であることに驚いたからです。

<仕組み>
Updateは、使用しているPCからインターネット経由で、必要なUpdateファイルを入手(ダウンロード)し、PCにインストールする仕組みですが、Windowsの場合、これを自動で行っているために、使用者にその方法が理解されていません。
仕組みは手動を自動化しているだけですが、入手先はブラウザ内にURLが、タイミングが使用者が自由に設定出来る仕組みです。

重要なポイントとして、あくまでも使用しているPC側からインターネット上のWebサイトにつなぎ、そこからダウンロードする仕組みで、決してMicrosoft側からPC側に送り込んでくるのではありません。

この部分が極めて重要です。最近「データを抜き取られた」とか「PC内を改ざんされた」等のニュースがありますが、これはいきなり外部から攻撃されたのではなく、最初はウイルス等に感染し、そのウイルスが攻撃元にPCの住所にあたるIPを「密告」するか、PC自身が使用者の知らぬ間に内部のデータを送ってしまうのです。

そして大事なポイント、UpdateがInternetExplorar(IE)を使ってしか出来ない仕組みになっているのです

<XPの問題点>
以上の仕組みを理解していただいたとして、XPの問題点を説明します。
XPの問題点はOS自身ではなく、実は標準ブラウザのIEであると私は睨んでいます。
度重なるUpdateをしたとMSは言っていますが、これはかなり疑問があります。
理由として、XPはIE8からUpdate出来ません、これはMSがそうしているのです。
IE8には脆弱性があるとアナウンスしながら、ずいぶん以前からUpdateが出来ない状態となっています。
つまり脆弱性のあるIEをXPで動かすには、OS側でIEの対応をしなければならないのです、他のブラウザならブラウザで抑制出来る仕組みを面倒なOS側でやっていると
思われます。

MSはXPでは動作しない等と言っていますが、FirefoxやChromeで出来る事がMSでは出来ないのでしょうか?
これはMSの営業戦略です、XPは極めて完成度が高く、現在でも普通の事務処理なら相応のマシンで十分に動きます、現に私が使っている現用機はXPです。
しかし、これではMSのビジネスは成り立ちません、新しいOSを購入し、機器も新しくしてもらわないと会社が成り立たないのです。
ところがMSはこの移行の最初のステップVISTAで失敗したのです。欠陥OSとまで言われたVISTAを発売したため、多くのユーザーは不信に思い、更新をためらいました。その後Windows7 を出したのですが、VISTAと同時期に出したOfficeの使用環境が以前のVerと大きく異なるためユーザーはそっぽを向いたのです。
MSは率直にこの非を認めること無く、今度はXPのサポート打ち切る事で買い替え需要を作り出したのです。


不況にあえぐIT業界の技術者は、このやり方がフェアで無いことは知っていますが、自社の売上増に繋がるため、誰もがダンマリを決め込んでいます。
内実を知らないユーザーは哀れにもマスコミの「脅し」にまんまと乗せられ、買い替えに走っているのです。

<とりあえずの対策>
は次回に・・・・・
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ワオ!と言っているユーザー

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まんまと踊らされた一人です。(-_-;)

やっと引っ越しと設定ができました。
疲れました。
いかに前回、KUMAさんにしていただいて楽できたと、痛感しております。
投稿日 2014-04-09 18:46

ワオ!と言っているユーザー


企業側の戦略的な買い替え需要が、消費税の増税とかさなり、なお一層拍車を掛けた感じがあるますね。
といいながら、XP使用者としては、今後のことを考えなければいけにのですがねぇ・・・。 (汗)
投稿日 2014-04-09 22:07

ワオ!と言っているユーザー