11月
10日,
2008年
Googleマイマップの情報漏れ?
現在Googleマップの機能の一つであるマイマップに関して、一部新聞を賑わせているようなので具体的にどんな事が起きているのか説明します。
<事の発端とその後の展開>
11月2日、asahi.comのニュースでGoogleマップのマイマップ機能で、作成した本人が意図せずに、友人や顧客などの住所・写真などを書き込んだマップがその他ユーザーから閲覧できる状態になっていると報道があった
http://www.asahi.com/digital/interne/TKY200811010209.html
この情報が2chのニュー速版で紹介され、実際に検索して見つかった個人情報と思われる内容
のマップが続々と公開され晒されてしまう。
晒された情報は病院の透析患者の氏名が書かれたマップや、小学校の年組氏名が書き込まれ
たマップ、証券会社の顧客が振り込んだ金額が書かれたマップなどがあった。
連休明けの11月4日の時点では特にニュース等では報道されず、新聞にも特にそれらしき記事
は掲載されなかった。
しかし、11月5日の中日新聞で、先に述べた透析患者のマップを作った病院に問い合わせが数件あり、病院側は公開になっているとは知らず、意図せずに公開されていた事を認め、現在はそのマップマップを非公開にしたという記事が掲載された。
11月6日asahi.comにて続報として、非公開に設定しても検索条件によってはヒットしてしまうという事と、マップを削除しても情報はすぐ消えずしばらくは閲覧可能となってしまうという記事が掲載。
http://www.asahi.com/digital/internet/TKY200811010209.html
これ以降もたびたびネット上のニュース記事で紹介されている。
Googleマップのマイマップには重要な情報を書き込まないこと、GoogleのAPLはGmailの使用注意にもあるように「守秘性」は低いと思ってください、これは無償だからではなく、ポリシーと理解すべきでしょうね。