第3章:可能性が開く直前、まさに暗黒の闇に包まれていました…
6月
19日
しかしながら、私の人生だって、悪いことばかりではありませんでした。
メーカーで営業職として、大手量販店のPB商品に携わって、自分が関わった商品が店頭に並ぶ喜びを何度も味わいました。今でも時々スーパー・ホームセンターに足を運び、商品を眺めにいくほどに、私にとっては喜ばしい体験です。
また、エンタテインメントベンチャーでは、韓流映画・ミニシアターなどのムーブメントを社で創り上げたり、発掘したアーティストを大手CDショップに導入してもらうべく何度も足を運んだ経験も、最高にやりがいを感じました。
プライベートでは、大好きなミュージシャンのライブに何度も足を運び、ライブの後にお話しできるまで関係性を構築することができました。その後、東北に引っ越す際には「みなさんのライブを私が見たいので、私が主催者としてブッキングさせてください!」と直談判し、いくつかのバンドの東北ツアーを主催。ミュージシャンとライブハウスのパイプを作る、東北のファンを開拓するなど、業界各所や多くのファンからとても喜ばれました。
また、東北に引っ越したことで、歩くことがなくなり、体重が一気に増えました。結果、15キロ太ってしまいました。ロジカルに、インプットとアウトプットを計測し、インプットよりアウトプットが増えることを管理することで、元の体重まで体重を落とすことができました。煙草をやめるよりも、ダイエットの方が容易だった印象さえあります。
一方で、しんどい時期も長くありました。メーカー時代においては、バブル崩壊以降市況が悪化。投資が控えられたことにより、新たな商品を作ることが難しくなりました。一気にモチベーションが消失してしまい、鬱々とした日々が続きました。
エンタテインメントベンチャーでは、新たな創造ではなく、商品を数多くさばくことが求められました。新たに創造したものを形にし、顧客や市場に喜ばれることを喜びとしていた私は、ここでもモチベーションを失ってしまいました。
東北に引っ越したのちには、営業職と技術職を兼任していました。技術職ですので、設計や試作があり、まさにクリエイティブに創り上げる仕事を心から楽しみました。組織改編があり、営業と技術が分離。ここでもモチベーションを失ってしまいました。
大好きだったギタリストが、病気で亡くなりました。それまで彼が参加してるバンドを見に行く楽しみが、目の前から消え去ってしまいました。多くの有名アーティストに囲まれたお葬式以降、音楽から足が離れてしまいました。
このように、喜びとどん底を行き来して、最終的に環境を変えて乗り越える。という最悪の成功パターンが身についてしまった。今だからこそ客観視して、理解できます。
投資できない中で、仕事の中にクリエイティブな要素をどう盛り込むか。
作品を販売していく中で、クリエイティブや新たなアイディアをどう盛り込むか。
設計できない中で、営業活動や顧客の省力化といった観点で、発想や具現化できるものをどう盛り込むか。
彼の作品や音源を基に、周囲のメンバーとともに、新たな喜びをどう創り上げるか。
自分の発想・創造・クリエイティブを、モチベーションに活用できなかったものか。
今更ながら、何度も感じます。
そして、写真の左側の時期、可能性が開く直前、いずれもどん底まで落ち込んでいた時期です。
早くこんな命、終わってしまったらいいのに…
もうこんな世の中、終わってしまえばいいのに…
そんな、投げやりになっていた頃、まさに転機となる出来事が起こりました。
続きは、第4章にて。
1週間以内には、続きを書きたいなぁ…
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