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第0章:人生の転機は、今この瞬間かもしれない

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2014/3 聖路加国際メディ... 2014/3 聖路加国際メディカルセンター理事長「日野原重明」さんと。
100歳から、Fecebookをはじめ、101歳から、Youtubeをはじめた。

60代、70代なんか、ひよっこだよ(笑)

彼は、目の前で、そう笑っていました。



その彼は、1時間近く立ちっぱなしで講演を終えたばかりの、一人の男性でした。

よど号ハイジャック事件に遭遇し、地下鉄サリン事件で聖路加病院の陣頭指揮をとった、聖路加国際病院の名誉院長。



日野原重明さん、102歳。その人であった。

細く頼りなく見えた腕による握手は、とても力強いものでした。



100歳から始められることがあるならば、私も今から始められることがあるかもしれない。

そう思わされた2014年3月、東北福祉大学における講演会であった。





思い返すと、

入社した時期に熱く語っていたことを、見失った30代。

全てがつまらなく、投げ出してしまった人生を過ごしていました。



携わった商品が、店頭に並ぶ。日常の生活で、誰かの役に立つ。

携わった企画を通じて、全国のお店で新たな映画や音楽に出会い、誰かの人生が豊かになる。

そんな喜びさえ忘れていました。



そんな頃にやってきた人生最大の転機は、この講演会の何年か前でした。

そして、その時気づいた「本当の自分の気持ち」



「本当は、こんなことをやってみたかった…」

「本当は、この人と会ってみたかった…」



一言で言うと、

「人生において、やり残していることがある」ということ。



ここに気づいてから、私の人生は大きく変わりました。





3人以上の前で話すのが苦手だった私が、講師として活動する。

雇われる無難で安全な生活を捨てて、独立・会社経営の道へ転じる。

ギネス記録を達成する一員となる、コンテストで優勝する、時代劇や刑事ドラマに出演する。



人の顔色を気にして選択するのではなく、自分が選びたいものを選ぶ。

あの人はこう思うかも?ではなく、自分が心地よいもの・自分が実現したいものを選ぶ。

そんな選択から始まりました。



その結果、あの頃の自分から、

想像可能な未来と、想像を超える未来が待っていました。

「漠然とやってきた未来」ではなく「自分で切り開いた未来」が待っていました。



時系列で、自分の転機を振り返りつつ、

悩み苦しんでいる誰かが、人生を好転させるヒントがお伝えできたら嬉しいです。





では次回は、そもそも生まれてから、どのように自我が形成されたのか。

また、幼少期における人生の転機がどのようなものであったか。

この辺りを、お伝えしますね。





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