京都の友人から 「京つけも」 のが届きました。
漬物が大好きなので、いつも送って頂きます。
多くの漬物屋さんがある中で、錦小路にあるこの店の漬物が一番好きです。
「茄子浅漬」 「グリーンボール漬」 「おんぶ漬(だいこん)」 「京の里」 「奈良漬(すいか)」
京の漬物らしい、新鮮な野菜を使いあっさりと上品な味です。
『打田漬物』 京都市中京区錦小路通柳馬場西入 TEL:075-221-5609
★ご飯のお友にお酒のアテに、美味しくいただいております。
まだまだ日本酒が続きます。
この蔵のこの酒は今まで何度も紹介していますが、今回は 「千本錦」 で醸した酒です。
【千本錦とは?】
広島で生産されてる酒米です。(平成10年に誕生、同12年より本格栽培に入る)
酒米の王様、山田錦に立ち向かえる酒米をと、関係者が試験栽培を繰り返して完成させた。
★父に山田錦、母に中生新千本(広島種)、それから 「千本錦」 と名づける。
この千本錦を使用してる蔵の話、「山田錦より扱いやすく、香が濃厚ですっきりした味に仕上がる」 との事。
『而今(じこん) 純米吟醸 千本錦火入れ』 木屋正酒造(合) 三重県名張市本町314-1
原料米:広島産千本錦(100%) 精米歩合:55% 日本酒度:±0 酸度:1.6
使用酵母:9号酵母 アルコール度:16% 蔵杜氏:大西唯克
「過去に囚われず、未来に囚われず、ただ今を精一杯生きる」 大西唯克(蔵杜氏)
【而今はよく飲みます、千本錦は初めてです、香、旨味、酸、のバランスが最高です、旨い! いい酒です。】
★この而今を、「宮崎産特上牛たたき」 でいただきました。
東日本大震災で被災された蔵です。
津波により酒蔵が冠水、発酵中の醪タンクが何本かダメに、製品もたくさん割れたそうです。
「われわれは、酒造りしかない、何としてでも来季の酒を造る!」 沢口康紀社長、社員を前に宣言!
『墨廼江(すみのえ) 春陽 特別純米』 墨廼江酒造(株) 宮城県石巻市千石町8-43
原料米:五百万石 精米歩合:60% 日本酒度:+4 酸度:1.5
使用酵母:宮城酵母 アルコール度数:15~16% 杜氏:伊東亮一(南部杜氏)
この蔵は、「軟水」 を使用しています。
【おだやかな香りと上品なふくらみがあり、お米の旨みとともにバランスのいい酒です。】
★かこもに来ました 「平貝の炙り焼き」 と一緒に食中酒として。(画像)
超軟水と硬水を仕込む酒により使い分け、幅のある酒造りができる蔵。
超低速精米、時間をかけ摩擦熱を軽減、米の風味と香りを損なうことなく精米。
マイクロナノバブルと言い、タンク内の生酒自体に窒素のナノレベルの気泡を充填して、日本酒の劣化を防ぐ。
それにより、酒が時を重ね熟成していく新しい試み。(画像)
『日下無双(ひのしたむそう) 純米生酒』 村重酒造(株) 山口県岩国市御庄5-101-1
原料米:西都の雫(山口県産)100% 精米歩合:60% 日本酒度:+3
酸度:2.0 アルコール度:16~17度 杜氏:日下信次 (22BY)
酒造好適米の山口産 「西都の雫」 を使用。
【酒造好適米とは?】
大粒で心白があり、蒸し米にしてふっくらと弾力があり、粗タンパクや粗脂肪が少ない米。
【香の華やかさだけでなく、飲み応えのあるしっかりした味と、爽やかな酸味が特徴の酒です。】
★超軟水と硬水を使い分ける蔵は珍しい、 この酒も食中酒としていただきたい。
グルメ漫画 「美味しんぼう」 にも登場した酒。
山廃仕込みにこだわる蔵。
創業は文政六年(1823年)というから、200年約年近い蔵。
『天狗舞 五凛(ごりん) 純米生酒 石川門』 車多酒造(株) 石川県白山市坊丸60番地1
使用米:石川門 麹米:60%・掛米:60% 日本酒度:+3 酸度:1.8
アミノ酸:1.6 使用酵母:金沢酵母 アルコール度:16.5% (22BY)
【石川門とは?】
酒造好適米のことです。 良質の酒を造るため開発された酒米、10年もの歳月をかけ品種改良された。
五百万石をベースに、心白の大きな吟醸酒づくりに適した、粒が大きい(五百万石より)酒米です。
【天狗舞の特徴である旨みが強く、すっきり爽やか、味わいがありキレもある食中酒です。】
★地元石川の酒米 「石川門」 を使った、蔵のこだわりが伺える力作です。
あの 「夏子の酒」 の主人公、佐伯夏子が目標とする蔵元のモデルとされた。(著書では住所が福井になっている)
静岡県の吟醸酒の素晴らしさを全国に知らしめた蔵。
伝説の杜氏 能登四天王と言われた、故・波瀬正吉氏の魂を受け継ぐ蔵。
創業は明治7年(1874年)
『開運 純米涼々(りょうりょう)』 (株)土井酒造場 静岡県掛川市小貫633
原料米:兵庫県産山田錦100% 精米歩合:55% 日本酒度:+5
酸度:1.3 使用酵母:New-5(静岡酵母) (22BY)
静岡酵母(New-5)を使用、この酵母で醸した酒は淡麗辛口になるものが多い。
暑い夏に飲んでもらいたいと、この8月に蔵出ししたばかりの酒です。
★ここの仕込み水は、「軟水」 やさしく爽やかな味に仕上がっている、まさに。夏向きの酒です。
住吉の 「亥炉葉門」 で飲んだ酒です。
全国新酒鑑評会にて14年連続、金賞受賞蔵です。
単一蔵としては、全国最多受賞蔵と並ぶ記録です。
今や伏見と言うよりも、全国的にも実力のある蔵元です。
伏見と言えば、月桂冠、黄桜、松竹梅などが有銘蔵ですが・・・
この酒を知るまでは 「玉乃光」 を好んで飲んでいたのですが・・・
『英勲(えいくん) 特別純米原酒』 齋藤酒造(株) 京都市伏見区横大路三栖山城屋敷町105番地
原料米:五百万石他 精米歩合:60% 日本酒度:+4 酸度:1.6 アルコール度:16.8
通称、「ねこラベル」 と言われ、ねこがラベルに描かれた、業者向けの限定流通酒です。
【原酒の濃厚さ、米の旨み、程よい酸、京都の酒らしいやわらかさとバランスを兼ね合わせた酒です。】
※甘口ではありません
★6年ほど前に京都の山科で出会い、それ以来惚れ込んでいます。
昔は酒造りに用いる水質(硬水、中硬水、軟水)の違いにより、辛口、甘口の酒種が決まってました。
灘の酒造りに用いられる宮水は、六甲山系の花崗岩からの硬水、ミネラル分等による発酵時間から辛口の酒ができます。
逆に伏見(伏水と言われてた)は御香水と言われる豊富な湧き水、中硬水により柔らかい甘口の酒ができます。
灘の酒は江戸の人々に喜ばれる 「男酒」 と言われ、逆に伏見は京料理に合うやさしい 「女酒」 と呼ばれた。
因みに、銘醸地と言われる広島、新潟は軟水です。
現在は酒造りの技術の向上により、その違いは無くなり辛口でも甘口でも造り分けができます。
【おいさん、日本酒は辛口を好みますが、女酒と言われる伏見の或る酒に惚れ込みました。】
★その惚れ込んだ伏見の酒を紹介します。(次のブログで)
JR住吉駅の北側にある、居酒屋風の落ち着いた雰囲気のお店です。
知人から噂を聞き、初めて行きました。
料理内容は普通の居酒屋と何ら代わりは無いのですが、
お酒の品揃えは見事です、特に日本酒は100種類程あるとか。
入手困難なものからレアなものまで、その全てが大型冷蔵庫で保管されています。
テーブル席と広めのカウンター、奥には座敷があり、店内は全体的に薄暗くしています。
【三ノ宮の 「酒糀家」、夙川にある 「吟座 糀家」 は姉妹店、日本酒の会のメンバー店でもあります。】
『吟屋 亥炉葉門(いろはもん)』 神戸市東灘区住吉本町1-1-18 TEL:078-822-4044
★先ずはお店の雰囲気と料理を、お酒は次のブログで・・・
『† 旭日』 = 『じゅうじあさひ』 と読みます。
島根は出雲の酒です。
島根県産の 「佐香錦」 と言う珍しい酒米を使っています。
『† 旭日 純米吟醸 無濾過生酒』 旭日酒造(有) 島根県出雲市今市町662
原料米:佐香錦(100%) 精米歩合:55% 日本酒度:+5 酸度:1.7
無濾過生酒らしい、薄濁りで爽やかな酸とすっきりとした味わい。
この酒をこの時間帯しか食べれない 「ガシラの煮付け」(画像)
【先ほど熊本のブログル仲間のしゅうさんからTELが、shinoさんと一緒に飲んでるとの事、
お二人のお話を聞くと、あの銘酒 「三千盛 大吟醸」 を飲んでると、おいさんは未だ飲んだ事は無い、羨ましい!】
★今夜は休肝日です、この3日間飲みっ放しでしたから。
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