南部杜氏が醸す越前の酒 『常山(じょうざん)』
9月
5日
静岡県出身の南部杜氏、栗山雅明氏。
日本酒が好きで銘酒居酒屋を浜松で12年間経営。
その後、日本酒を造りたくなり、酒造りの道に入った異色の経歴の持ち主です。
静岡県の青島酒造の蔵人として8年間修行をし、平成13年に常山酒造入り、翌年から杜氏に就任。
蔵元の名が 「常山(とこやま)」 といい常山を、「じょうざん」 と読む。
【飲む人と酒を通じて対話する拘りの蔵】 というキャッチフレーズ。
超辛口(日本酒度+10)と謳ってはいますが、そんなに辛さは感じません。
山田錦らしい上品で優しく穏やかな香り、口に含むと最初は軽快な飲み口なのですが、
後から、無濾過生原酒らしい程よい米の旨味と酸が広がり、キレの良い辛さが心地よい。