晩秋を迎え、冬に季節のバトンを渡す頃ですが・・・
既に中庭では、初春の鼓動が聴こえています。
至る所から芽を出し、
天に向かって真っすぐに伸びる球根たちの緑の鼓動です。
自然の営みは、留まることを知りません。
うだうだと逡巡している人間が馬鹿みたいに感じます。
漲るパワーに肖りたい!!肖りたい!!
5月に赤紫色の花を咲かせていた シランの葉が黄色に染まっています。
しましま模様を見ていると、楽しい気分になりました。
本日は、青空が広がり、日向はぽかぽかな感じでした。
夜になってから、時折パラパラと雨音がしています。
桜を食べるわけではありませんが・・・
今年の桜は、二度美味しい!!
春には、桜花で楽しんで
秋には、桜葉の紅葉で楽しむ。
毎年、桜花で楽しめるのですが、
桜葉の紅葉は美しい年とそうでない年があります。
今年の紅葉は、見事です。
お月さまはそろそろ二十三夜を迎え、小さくなる速度を増すように感じます。
はらはらと 紅衣舞い
玉響の 秋の日差しを
胸に抱きつつ
二男が預金口座開設に行ったのに、保険証だけでは口座が作れなかったと帰ってきました。
三人の行員さんが交替で「どうして通帳を作りたいのですか?」と質問してきたらしく・・・。
写真付きでない証明書の場合は、もうひとつ証明書が必要だとか・・・普通預金の通帳を作るだけなのに。
赤ちゃんの時に誕生祝いに作った立派な象牙の銀行印を持たせたことがかえって不審だったかしら?
それにしても、何故、三菱UFJ銀行を選んだのかは疑問です。
ちょうど写真に撮った天に聳える「皇帝ダリア」は、何だか三菱UFJ銀行のようだわ!!と感じました。
中庭がすっかり寒々としてきました。
どんよりとした曇りの日が続きます。
気分もどんよりです。
洗濯物を干しながら、中庭を見て周りました。
イタヤカエデの紅葉した落ち葉がちらほら出始めて
山茶花の赤い花びらも散り始めました。
山茶花は、白い花も赤い花もどちらも蕾をいっぱいにしています。
白いベゴニアは、相変わらず咲いて、鶏頭がお化け状態になりました。
・・・晩秋に 寒さを感じ 淋しさが
元気に変わる 花々の笑み・・・
サムサニマケズ・・・
晩秋の庭では、生きものたちの日常が繰り広げられています。
バッタさんが小菊にしっかりと留まっています。
寒くないの?と声をかけました(笑)
毎年恒例の大亀の気絶しそうな甲羅干しが続いています。
小亀が傍に近付いて、構ってほしそうなのですが、大亀はしらんぷり!!
時折、首を振って「あっちへ行け」と促します。
亀の世界にも好き嫌いがある模様です。
貴方へと 漲る想い 伝えたい
冷たい水に 凍える前に
◇本日の読み聞かせ◇1年生
「うちのかぞく」
「ざぼんじいさんのかきのき」
読んでいる間中、ピーチクパーチク元気が良過ぎるくらいでした。
紅葉物語・長府の帰りに美味しいランチ(すでにおちゃのじかんに突入していましたが)のお店を探したのですが、見つからずに壇ノ浦パーキングエリアに入りました。
壇ノ浦は、馬関戦争の主戦場の一つであり、また治承・寿永の乱「源平合戦」の最後の合戦となった壇ノ浦の戦いの舞台にもなった場所です。
二階のレストランからは、関門海峡が一望できます。
バスタのおあじは、う〜ん(わたしが作った方が美味しい・・・というとお相手さんに「どれだけ不味いか分かるね!!」と笑われましたが)でした。
ふくは、しっかりと確認出来ましたが、ウニは?でした。
それでも食後にお口の中にウニの香りが広がりました。しっかりクリームに融け込んでいた模様です。
壇ノ浦パーキングエリアは、はじめて降り立ちましたが、関門海峡の風景は絶景でした。晴れていたらもっと素晴らしかったことでしょう♪
功山寺の総門を潜ると、そこには別の世界が展開されています。
足音は土に吸われ時は停止し、参道から見上げる山門の壮麗さ、山門を通して見る国宝の仏殿の微妙な曲線に時間を忘れます。
山門に流れるようにかかる日本画のような紅葉は、絶妙にこころ惹かれます。
静かなる 紅い楓の 流れ星
わたしの胸に 輝き届く
覚苑寺は、黄檗宗 元禄十一年(1698年)長府藩主・毛利綱元が 宇治黄檗山万福寺七世・悦山道宗禅師(中国福建省)を招き創建 功山寺・笑山寺とともに長府藩の菩提寺となる。
悦山以来学僧相次ぎ 藩士の中から従学する者多く、長府藩文教興隆の拠点となった 堂宇は明の黄檗流の様式を備え庫裏は明治六年に勝山御殿の一部を移したもの 境内地は わが国最初の金属貨幣「和同開珎」を鋳造した長門国鋳銭所の跡地で、国の史蹟指定を受け鋳銭遺物は重要文化財として現在長府博物館に寄託展示されている。
初めて訪れました。
見事な楓の敷き紅葉がお寺の周りに広がっています。
紅葉ばかりを堪能したので、「和同開珎」を鋳造した長門国鋳銭所の跡地ということを見逃してしまいました。
次は、功山寺へ向かいます。
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