概念ではなく動作を伝える
12月
25日
小学4年の長男は
人の気持ちがわかる
なかなかいい奴なのですが
なんせ片づけができない。
教科書
塾のテキスト
学校のプリント
テストの答案
給食衣の袋
習字道具
絵具
.etc...
自分の机のうえはもとより
さまざまなものが床に放置されています。
「整理整頓しなさい」
というと
その場では
「はーい」
というのですが
なかなか片付かない。
我々大人もそうですが
概念だけ理解しても
動作に落とし込まないと
なにも変わらないことがあります。
そこで
品質管理の基本中の基本である
「5S(整理・整頓・清潔・清掃・躾)」
を思い出して
伝え方を変えてみました。
いまここにあるものを
要るものと要らないものに分けてごらん。
要らないものは捨ててしまおう。
(=整理)
要るものは置き場所を決めて
いつもそこに置くようにしてみな。
(=整頓)
長男はしばらく時間をかけて
不要なプリントや過去のテスト答案を捨て
教科書やその他道具を置く場所を決めて
置いていました。
終わったあと
「気分はどう?」
と聞いたら
「うん、すごくスッキリした」
とにこやかに答えました。
そう。
そのスッキリした気分、大事だよね。
いつもスッキリしたいよね。
あとは継続して習慣化できるかどうか。
概念ではなく
動作を伝えること
結果として
どのような感情になるのか
その辺を意識して伝えると
人は動くのだなと
改めて実感しました。
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