爺さんが登った山
1月
8日
この山がカリフォルニアで一番高い山で、入山許可がいることも知りませんでした
情報収集の為ローンパインにあるパークレインジャーステイションへ 事務員の方に
色々と質問、山に登ったことは?おばさんは、夏の忙しいときだけ、ネバダからの
出稼ぎでした。 REIのスポーツ用品店で登山に必要なものを買う。
2回目 許可証をもらい3泊4日の計画で1人なのでストーブ、ウオーターフィルター
寝袋、かなりの荷物、天気は、まずまず。2日目の8合目付近にリッジルートの下
にキャンプ 3日目朝、快晴、頂上まで3、4マイル 水とカメラだけもって
メインギアを置いて雪渓を登り始める
空気が薄いせいと体力のなさで、いがいと時間が掛かり昼頃 尾根に到着、
残り2マイルほど 後から来た若者が爺さんを追い越してゆく
残り1マイルほど、 突然天候が急変、若者は、頂上を目指す、
爺さんは、このまま頂上をめざしキャンプサイトまで戻るには、爺さんの体力では、
無理と思い、引き返すことに、 ますます雪が激しく降り始めた。
登った雪渓を降りるも途中滑落、一面真っ白、登ってきた道筋が解からなくなった。
少し日が落ち寒くなってきた、爺さんが荷物を置いてきた場所が分からない
今なら、GPSで簡単に戻れるが、本当に、爺さんは、ここで死ぬと思った。
今いる場所からあまり動かず、落ち着いて、内心は、如何しようと
近くの高台に登る、辺りをよく観察すると、かすかに、登山道らしき道筋がみえた。
その道をたどるも、爺さんのギアがなかなか見つからない、あたりが真っ白
ついに、爺さんの荷物発見、感謝。 このままだと危ないと思い、1日めにキャンプ
した所まで無事に戻ることができた。
3回目 前回登頂が出来なかったので再チャレンジ、前回の反省をいかし、
登頂に成功、今回も荷物を持たずに、水もスナックもまなくなった
少し高山病になり頭が痛くなってじっとしていた、
高山病には、水を飲むのが一番と聞いていたので、近くの若者に水をもらった。
山の非難小屋に登頂記録のペイパーがあるのでサイン。
2000年9月14日 爺さん54才
頂上には20人ほどの人がいた
、