言動を示した者を職場の同僚や友人らが秘密警察に告発、告発された者は逮捕され、多くの人が銃殺や強制収容所への収監などの弾圧に遭った。 家族や親に対する密告すら奨励され、 親を告発した子供が 「社会の模範」 として称賛された。
そうした「文化」 が現在のロシアによみがえりつつある。 プーチン政権はウクライナ侵攻後、すぐに軍や侵攻を批判する市民を厳罰に処する法律を制定したが、ウクライナでの戦争に反対する発言をしたりネットに書き込んだりした人を、職場の同僚や友人、家族らが、この法律に違反したと告発。
告発された者が厳しい処罰の対象となるケースが相次いでいる。(共同通信=太田清) ▽子どもの絵、教師が警察に告発 ロシア西部トゥーラ州の女児マーシャ・モスカリョワさんが学校で反戦の絵を描き、 父親が禁錮2年の実刑判決を受けたケースは、ロシア社会に波紋を広げた。 ロシアの人権監視団体OVD-infoや主昨年4月 当時12歳だ。
旧ソ連・スターリン時代には、体制に反する言動を示した者を職場の同僚や友人らが秘密警察に告発、告発された者は逮捕され、多くの人が銃殺や強制収容所への収監などの弾圧に遭った。 家族や親に対する密告すら奨励され、 親を告発した子供が 「社会の模範」 として称賛された。 そうした 「文化」 が現在のロシアによみがえりつつある。
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