超自然への道②マリア アドベント第二週
12月
8日
2020年12月 6日日曜日バイリンガル礼拝メッセージ
人間界ではありえないことが、クリスマスのためにおきました。それは、一つではありません。先週は、イエス様の道ぞなえをしたバプテスマのヨハネの誕生秘話からお話ししました。今日は、イエス様を身ごもったマリヤを中心に見て行こうと思います。
ルカLuke 1:28-38
28 御使いは、入って来ると、マリヤに言った。「おめでとう、恵まれた方。主があなたとともにおられます。」29 しかし、マリヤはこのことばに、ひどくとまどって、これはいったい何のあいさつかと考え込んだ。30 すると御使いが言った。「こわがることはない。マリヤ。あなたは神から恵みを受けたのです。31 ご覧なさい。あなたはみごもって、男の子を産みます。名をイエスとつけなさい。32 その子はすぐれた者となり、いと高き方の子と呼ばれます。また、神である主は彼にその父ダビデの王位をお与えになります。33 彼はとこしえにヤコブの家を治め、その国は終わることがありません。」34 そこで、マリヤは御使いに言った。「どうしてそのようなことになりえましょう。私はまだ男の人を知りませんのに。」35 御使いは答えて言った。「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。それゆえ、生まれる者は、聖なる者、神の子と呼ばれます。36 ご覧なさい。あなたの親類のエリサベツも、あの年になって男の子を宿しています。不妊の女といわれていた人なのに、今はもう六か月です。37 神にとって不可能なことは一つもありません。」38 マリヤは言った。「ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように。」こうして御使いは彼女から去って行った。
私の周りにも、クリスチャンになろうか迷っている人の中に、どうしても処女降誕が信じられないと言う方々がおられます。
キリスト教の正しさを主張する時、異端ではないという証拠に、処女降誕を信じているという条件があるほどに、クリスチャンにとって処女降誕の意味は重大なものです。
★なぜ、イエスの処女降誕がそんなに大切なのか。Why Virgin Birth so important?
●アダムとエバAdam & Eve
アダムは地のちりから作られた、またエバはアダムのあばら骨から。神ご自身が創造された。
彼らは、神の言葉に従わず、罪の性質が入った。この罪は、その子たちにカインとアベルに、そして子々孫々受け継がれた。
●罪の問題 Sin
罪が入って救いが必要になった。また、罪は子々孫々引き継がれていった。血の中に、遺伝するようになった。いかに人の性質というものは、血を通して次の世代に引き継がれることか。。子供たちは嘘をつくように教えられてないうちから、言葉を習う前から嘘をつくようになる。
●救いと旧約の礼拝はイエス様の型 Salvation and Old Testament’s worship is type of Jesus Christ
動物の生け贄
これは、やがて来る救い主イエス・キリストを指し示す型であった。
ですから、罪もない、シミもない方が来られ、その人が人々の罪の身代わりとなって死ぬときに、人々は悟らなければならないのです。
●人類への預言の成就であった The fulfillment of prophecy
「処女降誕」それはイエス様が生まれる前、BC700年に預言されていました。
イザヤIsaiah 7:14
それゆえ、主みずから、あなたがたに一つのしるしを与えられる。見よ。処女がみごもっている。そして男の子を産み、その名を『インマヌエル』と名づける。
Therefore the Lord himself will give you a sign: The virgin will conceive and give birth to a son, and will call him Immanuel.
●完全な人であり、完全な神であった100%God and 100% man
イエス様は罪の無い人間として生まれなければならなかった。
傷のない神の小羊だから。
マリヤには罪があった。しかし、イエス様は聖霊の働きによって、マリヤの胎に宿る。皆さん、胎盤は、誰のものですか。赤ちゃんのものです。胎の中の血と母の血は混じらない。胎児は、胎盤の母親の血液から栄養と酸素をもらう。しかし、胎児と母親の血液は混ざることはない。胎盤ではお母さんの血管と赤ちゃんの血管はつながっておらず、接しているだけなので、お母さんの血球と赤ちゃんの血球が移動することはありません。
イエス様は、完全な神であり、完全な人である、人類にとって待望の救い主をこの世に産まれさせる大変な奇跡の一端を担った。
●あなたをおおい Hovering over
ルカLuke1:35 あなたの上に臨み
御使いは答えて言った。「聖霊があなたの上に臨み、いと高き方の力があなたをおおいます。それゆえ、生れる者は、聖なる者、神の子と呼ばれます。
The angel answered, “The Holy Spirit will come on you, and the power of the Most High will overshadow you. So the holy one to be born will be called the Son of God.
このovershadow おおうと言う言葉は、創世記一章の天地創造の際、神の霊が水の上を動いていた。という、hovering over という言葉と同じ言葉です。
創世記Genesis 1: 2
地は茫漠として何もなかった。やみが大水の上にあり、神の霊が水の上を動いていた。Now the earth was formless and empty, darkness was over the surface of the deep, and the Spirit of God was hovering over the waters.
すなわち、聖霊により創造の御業が行われていたということです。
★マリヤの超自然へのアクセス Mary’s access to the supernatural
メッセージを聞いた時
頭で、分からないながらも
お言葉通りになりますようにと受け入れた = Acceptance of God’s word as it is.
v38 マリヤは言った。「ほんとうに、私は主のはしためです。どうぞ、あなたのおことばどおりこの身になりますように。」“I am the Lord’s servant,” Mary answered. “May your word to me be fulfilled.” Then the angel left her.
人は、頭で理解することにこだわります。分かってからでないと信じられないとよく言いますし、また頭で分かっていないことで、自分を十分でないと裁きます。そして、勝手に自分は神にとって十分な存在ではないと、思い込んでしまいます。
しかし、神の奇跡は人の思いをはるかに超えています。
もともと神のなさることを私たちが理解できるものではありません。
マリヤは、私たちに今日、自分の身に起きたことを証ししてくれています。また勧めをしてくれています。
今日、あなたに神様のご計画がなりますように。
あなたは、神の御働きの一部です。あなたには召しがあり、神からの賜物があります。
神様からのメッセージを聞くとき、
一体どのようにして?
と思いますが、そのどのように、を横に置いて
神様を信じましょう。