Seattle's Union Gospel Mission
4月
30日
みなさん、こんにちは。
私は、牧師の他にも神様に捧げている仕事があります。
それは、心理カウンセラーとしての仕事です。
去年、グラッドスクールを卒業して、Seattle's Union Gospel Mission というクリスチャン系の非営利団体でカウンセラーとしても仕えています。
私の部署は、女性と子供たちのシェルターです。そこには、三種類のプログラムがあります。一つは、ドラッグやアルコールなどの中毒とホームレスからの解放を目指す人たち、もう一つは、ドメスティックバイオレンスから逃げてホームレスになった人たち、そして、もう一つは、病気を抱えていて医療を受けないといけないけれど、ホームレスになっている人たちです。そして、緊急サービスもあって、一時的に泊めることもできます。
みんなが、キリスト教を信じているわけでもないのですが、卒業する時には、とてもしっかりとした信仰をもって、人生も変えられて行きます。
毎日、人が癒され、成長し、変えられていくことをみることができる、神様の栄光に満ちた働きです。
でも、皆さん傷ついているので、
回復のスピードもまちまちです。
耐えられなくなって、古い道に戻る人もいますし、
精神的な病が、薬物の回復に追いつかなったり、
人とぶつかって、嫌になったり、
どうしても、自分が大切な存在だと分からなくて、とか。。。
挫折される方もいます。
そういう時には、おもっいきり、私も泣きます。
悲しいです。
でも、そんな人がまた、プログラムに帰ってくるときには、嬉しいです。
毎日、私たちが徹底的に伝えようとしていることは、
あなたの人生に起きたことは、悪いことだけど、それは、あなたが悪いという意味ではない。
あなたの人生は、今日の選択から変えられる。
あなたは、大切な存在。
愛されるべき存在。
尊厳を持つ存在。人に尊敬される存在であること。。。
あなたは、自分で物事を決めて、人生を歩んでいけるということ、
何度も何度も教えます。
今まで、人に尊厳を認められたことのない人たちですから、
なかなか時間がかかります。
しかし、ここでは、感謝と喜びが満ちています。
新しい人が入所したら、みんなで、Welcome home! おかえりって叫ぶんですよ。
新しい人は、照れ笑い。です。
ミッションのサイトにもありますが、自分が家のない状態になるとは思わなかった、そして、その経験は、帰るところがないという状態だったと。
卒業する時には、みな、心に家を持ちます。
そうです、一緒に過ごしたみんな。
カウンセラー、サポートチーム、愛してくれた人たち、
そして、神様に対する信頼。
こんなコロナ流行の中でも、
私は大丈夫、神様が共にいてくださるからって言います。
私も、それを聞いたら、さて、もうひと頑張りしようかって思います。
神の栄光のために、
あしたも、働こうって。
あしたも、一人一人を励まして行こうって思います。
あしたも、あなたは、愛されていい存在なんだよって誰かに話します。。。