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落胆から勝利へ Strengthen yourself in the Lo

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2014年4月13日日曜日礼拝

音声は、youtube から http://youtu.be/HJvMy3y1b9M

Ⅰサムエル30章1-9, 18-19

●ダビデの落胆

 ダビデは、サウルの手から逃れるために、ペリシテ人のところに逃げました。そして、イスラエルとの戦いのときになって、ダビデたちは、アキシュについていくつもりでしたが、ペリシテ人の中に反対の声もあり、留まることになりました。そして、ダビデは、自分たちの町ツィケラグに戻されました。戻ってみると、守りが手薄になっていた町を、アマレク人が襲い、家畜だけでなく、妻たちや子どもたちまで全てを奪い去っていたのです。

v4ダビデも、彼といっしょにいた者たちも、声をあげて泣き、ついには泣く力もなくなった。Then David and the people who were with him lifted up their voices and wept, until they had no more power to weep.

v6a ダビデは非常に悩んだ。民がみな、自分たちの息子、娘たちのことで心を悩まし、ダビデを石で打ち殺そうと言いだしたからである。Now David was greatly distressed, for the people spoke of stoning him, because the soul of all the people was grieved, every man for his sons and his daughters.

ダビデは、非常に落胆しました。声も出なくなるほど泣き明かしました。泣く力もなくなるほどに泣きました。そして、ついに民がこのことでダビデを恨んで、ダビデを石打にしようとしたのです。
ダビデは、非常に悩みました。

●ダビデの秘訣

ダビデは、非常に悩みましたし、落胆しました。自分のいなかったことで自分の妻や子ども、部下の妻や子どもや財産にとんでもないことが起きてしまった。そして、自分の身も危ないことに。。。
私たちも、このような危機的な状況。落胆してしまうことがあるのではないでしょうか。
私たちは、いつも物事を他人の性にします。責任転嫁は、どうやらアダムとエバのころからの人間の罪の性質のようですね。
私たちは、悪いことがおきると、あれが悪いこれが悪いと自分外の外部のせいにし、また落胆すると、あれがあったら、これがあったらと、助けや励ましを外部に見出そうとします。
しかし、心の持ち様というのは、私自信に責任があるのです。落胆するのも、心が元気でいるのも、自分の選択なのです。恐れも恐れないのも自分の自由なのです。

v6bBut David strengthened himself in the Lord his God.しかし、ダビデは彼の神、主によって奮い立った。

ダビデは、自分で自分を主にあって励ましたとあります。自分で自分の心を神様にあって引き上げたのです。
これができるなら、私たちの人生に何も恐れるものはありません。結局心の持ち様で私たちは自滅に追い込まれるのです。

今日は、ダビデがどのように自分自身を主にあって励ましたのか、彼の人生や詩篇の中にでてくる彼の傾向から、見て行きたいと思います。

まず、第一前提に、ダビデは、「彼の神、主によって」とあることに注目したいと思います。私たちが自分自身を奮い立たせ、落胆のどん底から這い上がるためには、神様が必要なのです主にあって、自分を励ますというのは、神様との関係があってこそできるということなのです。

私は、いつも繰り返しいいますが、自分と神様とのヒストリーは人の力や他人が助けることはできないのです。あなたが今までどう神様と関係を持ってきたかによるのです。

あなたは、神様と関係がありますか。愛と命の通う関係を築いていますか。

ダビデがその神様との関係で習得したのが次ぎの五つです。もっとあると思いますが、大きくまとめて五つとしましょう。

① 賛美と礼拝praise, worship,

詩篇の中ではよく「(わがたましいよ)主をほめたたえよ」と出てきます。

詩篇22:3 
But You are holy, Enthroned in the praises of Israel.今いる場所を主の御座に変える。

主が来られたら、そこに神の御国が来ている。神の御国には、正義があり、恵みがあり、病、悲しみはない。その神の御国が今いる苦しみに解き放たれていくのです。

☆また、私たちの頭は、いろいろと物事を分析しようとするが、分析は、ともすると問題を過大視しやすい。礼拝は、神を何よりも大きく見ることである。頭でおきいている戦いから解放されることができる。

詩篇24:7,8
門よ。おまえたちのかしらを上げよ。永遠の戸よ。上がれ。栄光の王が入って来られる。8 栄光の王とは、だれか。強く、力ある主。戦いに力ある主。Lift up your heads, O you gates! And be lifted up, you everlasting doors!
And the King of glory shall come in. 8 Who is this King of glory? The Lord strong and mighty, The Lord mighty in battle.

☆私たち新約の聖徒のためには、異言で祈り、自分の霊を建てて上げ励ますこともできる。
Ⅰコリント14:4異言を話す者は自分の徳を高めますが、預言する者は教会の徳を高めます。He who speaks in a tongue edifies himself, but he who prophesies edifies the church.

② 感謝の心Giving thanks,

詩篇の中で、何回「主に感謝せよ」と書いてあることでしょうか。

詩篇100:4 
感謝しつつ、主の門に、賛美しつつ、その大庭に、入れ。Enter into His gates with thanksgiving, And into His courts with praise.

感謝にはものごとを聖める力がある。パウロは食前の感謝の祈り食べ物を聖めるという。これは、この食物を神のために聖め(神のために取り分けるの意)、神の聖い目的を達成することができるようにするもの。身体にとって清潔にする以上に、神の力が働くものにする。

また、感謝は、正義を解きはなつ窓口。モルデカイは、もう少しの所でハマンにおとしめられ殺されるところであった。しかし、王がモルデカイに対して感謝をすることに決め、助かった。

感謝は、私たちの環境よりも、神様に焦点を当てさせ、そして、天の御国の現実をもたらすことができる。感謝は天国の世界を引き寄せる。

③ 神の約束を握るstand on His promise,

あなたは何者で、どこから来て、そして、どんな使命を持っているのか。神様にあってしっかり知っているか。もしも、その使命が全うされていないならば、まだまだ自分の人生は完成ではない。
なぜ神様の約束を握れないか。という問題の本質は、約束までほど遠く見えるとか、約束の成就のためにあれが足りない、これが足りないという考えに支配されていること。それよりも、むしろ、神様の約束に今日どのように応答するかということ。あなたは、今日、神の約束に対して応答してどのようなアクションをしますか?

④ 証しを持つtestimony,

詩篇には、「主の良くしてくださったことを何一つ忘れるな」また数々の主の業が記されている。

ヘブル語で、証しの語源は、「もう一度行う」という意味。”do it again”

黙示録19:10 イエスの証しは預言の霊。For the testimony of Jesus is the spirit of prophecy.”

預言は神様のことば。証しを聞いた人たちがそれと同じことを期待する信仰を引き起こす。そして、その証しを受け取ったものは、それを体験する。よく癒しの証しを聞いている人で同じ問題のある人が励まされた瞬間に癒されることがある。
私たちは、なおさら、自分の過去の証しを大切に、そして、自分にも他人にも語る必要がある。

⑤ 神の声を聞くlistening to God’s voice 

ダビデは、自分を主にあって励まし、そして主に伺った。

30:8 ダビデは主に伺って言った。「あの略奪隊を追うべきでしょうか。追いつけるでしょ うか。」するとお答えになった。「追え。必ず追いつくことができる。必ず救い出すこ とができる。」So David inquired of the Lord, saying, “Shall I pursue this troop? Shall I overtake them?” And He answered him, “Pursue, for you shall surely overtake them and without fail recover all.”

 そして、彼は、シンプルに従った。
ダビデは、神の声を聞く、そしてそれに従うという訓練をし続けていた。その中で数々の証しを持つようになった。

●ダビデの勝利

v19彼らは、子どももおとなも、また息子、娘たちも、分捕り物も、彼らが奪われたものは、何一つ失わなかった。ダビデは、これらすべてを取り返した。And nothing of theirs was lacking, either small or great, sons or daughters, spoil or anything which they had taken from them; David recovered all.

ダビデは、神のおっしゃることを信じて、そのとおりに行って、何も失うことがなく、すべて取り返すことができた。
私たちは、時々、苦しみと悲しみの中で、落胆しきってしまうことはないですか。また、その洞穴のようなところで、いつまでもとどまり、それが、自分の生活やアイデンティティの一部になることはないでしょうか。

今日、ダビデのように、自分で自分を励ましましょう。そして、方向転換をしようではありませんか。あなたの人生がたて直る全ての要素は、もう神様にあって備えられているのです。

神様は、あなたたとともにおられます。さあ、まず神様との関係をたて直しましょう。


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Smithd64さんからコメント
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