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サウルの最後の”神頼み” Saul seeks help in foxholes

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2014年4月6日日曜日礼拝メッセージ

音声録音版は、Youtube から、http://youtu.be/e0Me6kAVlzI

Ⅰサムエル28:3-20 を読みましょう。

場面説明:
v1 そのころ、ペリシテ人はイスラエルと戦おうとして、軍隊を召集した。Now it happened in those days that the Philistines gathered their armies together for war, to fight with Israel
V5 サウルはペリシテ人の陣営を見て恐れ、その心はひどくわなないた。When Saul saw the army of the Philistines, he was afraid, and his heart trembled greatly.

★主の声が聞こえなかった

サウルには、この危機的な時に問題がありました。それは、神の声が聞こえなかったことです。

V6 And when Saul inquired of the Lord, the Lord did not answer him, either by dreams or by Urim or by the prophets. それで、サウルは主に伺ったが、主が夢によっても、ウリムによっても、預言者によっても答えてくださらなかったので、

夢は、昔から神様が人々に啓示を与えられるために用いられた。またウリムもトンミムとともに大祭司の胸当ての中に入れられて、神意を伺うために用いられた。預言者は、神の言葉を聞いてそれを伝える人。どんな手段によっても主の言葉は得られなかったという。

☆なぜ、サウルは主の声が聞こえなかったのだろうか。

①  継続的な罪があった。

サウルは、ダビデを自分のねたみゆえに殺そうとしていた。
継続的、習慣的な罪を持つということは、とげとげのついたボールを転がすとそれが丸く滑らかになっていくように、心も罪対して鈍感になり、聖さに対しても鈍感になる。聖い神様の声がたとえ発せられても、それに気づくことはなくなる。

②  神の言葉は、神の言葉を拒絶するものには聞こえない。

サウルは、神の言葉に従わないことを選んだ。一度だけの過ちではなかった。それ故に、王位から退けられることに。神の言葉を、えり好みして受け取ろうとするものに神のみ心は分からない。自分にとって痛い言葉でも、慰めの言葉でも、癒やしの言葉でも、全て受け取るべきだ。

☆霊媒について  Medium, psychic, channeling

そして、サウルはとうとう、自分が禁じて押し出していた霊媒師を頼り、探すようになった。
霊媒師とは、偽の預言者といってよいだろう。全くのcounterfeit 。預言は神の霊によって。しかし、霊媒は、悪霊によって。
霊媒、口寄せは、チャネリングであり、オカルトの一種である。
Tarot cards,タロット palm readers手相, horoscopes星座占い, Ouija Boards  易者、占い、カード占い、全ての占い、コックリさん、キューピットさんなどの霊能術 全て聖書は禁じている。クリスチャンや、そうでない人も、これらに関わらないように。
聖書は、このオカルトに対して厳しく禁じている。

レビ19:31
あなたがたは霊媒や口寄せに心を移してはならない。彼らを求めて、彼らに汚されてはならない。わたしはあなたがたの神、主である。‘Give no regard to mediums and familiar spirits; do not seek after them, to be defiled by them: I am the Lord your God.,

レビ 20:6
霊媒や口寄せのところにおもむき、彼らを慕って淫行を行う者があれば、わたしはその者から顔をそむけ、その者をその民の間から断つ。‘And the person who turns to mediums and familiar spirits, to prostitute himself with them, I will set My face against that person and cut him off from his people.

レビ20: 27
男か女で、霊媒や口寄せがいるなら、その者は必ず殺されなければならない。彼らは石で打ち殺されなければならない。彼らの血の責任は彼らにある。‘A man or a woman who is a medium, or who has familiar spirits, shall surely be put to death; they shall stone them with stones. Their blood shall be upon them.’”,

申命記18:9-14

◎ なぜ、霊媒と関わらない方がいいのか。

霊媒は、背後に悪霊が働いていて、私たちが占ってもらったりして関わることで、背後にいる悪霊と契約関係ができる。すなわち、私の人生をどうぞ操ってくださいという契約を結んでいることとなる。この契約は、悪霊の目的、殺す、盗む、壊すために用いられる。

◎ なぜ、当たるか。

悪霊は、あなたの行動を観察していて、あなたの日ごろの言葉も聞いている。あなたのマインドは読めない。読めるのは神様だけ。偏在もできない。しかし、事実は見て知っているからそれを言ってくる。そして、あなたはその霊媒の力を信じてしまう。しかし、神の霊ではないので、完全ではない。この霊媒師は、サウルへの神の裁きの宣告をもう一度言ったが、サウルの死に対する予言は当たらなかった。サウルはペリシテ人に殺されたのではなく、自分で自分を殺したのだ。

聖書は、霊のことは、霊しか分からない。と言っている。

1コリント2章9 -11

まさしく、聖書に書いてあるとおりです。「目が見たことのないもの、耳が聞いたことのないもの、そして人の心に思い浮かんだことのないもの。神を愛する者のために、神の備えてくださったものは、みなそうである。」 神はこれを、御霊によって私たちに啓示されたのです。御霊はすべてのことを探り、神の深みにまで及ばれるからです。 いったい、人の心のことは、その人のうちにある霊のほかに、だれが知っているでしょう。同じように、神のみこころのことは、神の御霊のほかにはだれも知りません。But as it is written: “Eye has not seen, nor ear heard, Nor have entered into the heart of man The things which God has prepared for those who love Him.” But God has revealed them to us through His Spirit. For the Spirit searches all things, yes, the deep things of God. 11 For what man knows the things of a man except the spirit of the man which is in him? Even so no one knows the things of God except the Spirit of God.

私は、これは、サムエルを装った悪霊が話しているというふうに信じています。

もしも、過去にこのような霊媒の類に関わったことがあるなら、悔い改め、悪霊との契約を解除してください。

神への反抗はオカルトの霊 「まことに、そむくことは占いの罪」Ⅰサムエル15:23

☆ あなたは、神が沈黙されている時どうしますか?

  勧め   

悔い改める必要のある罪があるかないか聖霊様に聞く、悔い改める。継続的な罪、盲目的に犯している罪がないか。悔い改める。そして、一番最後に神様が下さった言葉に帰り、そこからやり直す。サウルの場合は、不従順を悔い改めることができたはずだ。また、罪の問題が解決したなら、聖書にあるように、自分の業に頼らず、静まって神様を待つことです。

詩篇46:10

「やめよ。わたしこそ神であることを知れ。Be still, and know that I am God; 主が沈黙されている時こそ、私たちが自ら神を選んで信じる、信仰の時です。

★サウルの恐れ

   ここでも、恐れがどんなことを成すか見てみよう。

恐れは、そもそも罪からくる。

1ヨハネ4:18

愛には恐れがありません。全き愛は恐れを締め出します。なぜなら恐れには刑罰が伴っているからです。恐れる者の愛は、全きものとなっていないのです。There is no fear in love; but perfect love casts out fear, because fear involves torment. But he who fears has not been made perfect in love.

刑罰は、罪からくる。

サウルは

①  主の沈黙に対して恐れた…罪があったから神様とのまっすぐな関係なかった。 V6それで、サウルは主に伺ったが、主が夢によっても、ウリムによっても、預言者によっても答えてくださらなかったので、And when Saul inquired of the Lord, the Lord did not answer him, either by dreams or by Urim or by the prophets.

②  自分の恐れと罪故に、自分を隠した。変装した。自分にマスクをかけた。V8サウルは、変装して身なりを変え、ふたりの部下を連れて、夜、その女のところに行き、そして言った。「霊媒によって、私のために占い、私の名ざす人を呼び出してもらいたい。」So Saul disguised himself and put on other clothes, and he went, and two men with him; and they came to the woman by night. And he said, “Please conduct a séance for me, and bring up for me the one I shall name to you.”

③  恐れ=裁きに対する恐れは、サウルを棒のようにした。Paralyzed  v20 すると、サウルは突然、倒れて地上に棒のようになった。サムエルのことばを非常に恐れたからである。それに、その日、一昼夜、何の食事もしていなかったので、彼の力がうせていたからである。Immediately Saul fell full length on the ground, and was dreadfully afraid because of the words of Samuel.

☆ 恐れからの解放は、イエス様の義による

恐れが、罪とその刑罰に結びついていることが分かるだろう。私たちは、人間は、罪と裁きの問題から解放されているなら、恐れはない。神様に出会う前、漠然とした恐れに脅かされていた。恐れと不安がいつもついて回っていた。しかし、神様にであって、恐れがなくなった。神の完全な愛が私を満たすので、恐れは逃げ去ったからだ。あなたは、恐れから解放されいるだろうか。イエス様の義の中に入ってください。

★神をもたない人・サウルの人間関係

   「サムエルさえいてくれれば、どうにかなる」という気持ちもあって、霊媒師にサムエルを出してくれと頼んだのだろう。このサウルの行動が明らかにする真実がある。
それは、サウルは、最後まで、神との関係が分からなかったということだ。サムエルが死んだ後でさえ、人間サムエルを求めていた。
サウルは、本当にサムエルを尊敬していた。

V3 サムエルが死んだとき、全イスラエルは彼のためにいたみ悲しみ、彼をその町ラマに葬った。サウルは国内から霊媒や口寄せを追い出していた。Now Samuel had died, and all Israel had lamented for him and buried him in Ramah, in his own city. And Saul had put the mediums and the spiritists out of the land.

V11 すると、女は言った。「だれを呼び出しましょうか。」サウルは言った。「サムエルを呼び出してもらいたい。」Then the woman said, “Whom shall I bring up for you?”And he said, “Bring up Samuel for me.”

サムエルは、サウルを愛していたことが、前のメッセージにも語ったように、生前の彼の行動に表されている。
しかし、サウルには、真の神様との関係がなかったために、サムエルとの真の師弟関係がなかった。神様との関係がなかった故に、サムエルの言ったこと、教えたことが理解できなかった。サムエルが打っても、一向に響かない弟子であった。そこに、一致がなかった。

みなさん、教会の一致も同じです。教会は、牧師の人間的な力で一つの方向に向かっていくのではありません。また、人間的に働きかけて、みな同じ意見を持つように促して一致するものではありません。神の霊によってです。すなわち、一人ひとりが神にしっかり繋がり、神様と関係を持つことで、おのずと一つの方向に向く、向かっていけるのが教会の一致です。
しかし、鍵は、一人ひとりが神に向くことです。
神との一致なしに人の一致はありません。

サウルは、最後まで、神様との関係がありませんでした。

まとめ

私たちは、今どこにたっているでしょうか。神様との関係があり、愛の中に留まっているなら、恐れは締め出されることが分かりましたね。また、サウルの例から継続的な罪は、神の声を聞こえにくくすることが分かりました。今日、いろいろな事を語りましたが、それぞれ神様に示されたことに応答して祈っていきましょう。


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