日本における食糧問題なら、 まず食糧自給率を上げることや、 フードロス問題を改善すること、 過食の検証などを考えるのが自然な流れ。 奇しくも牛乳廃棄問題がクローズアップされたばかりですが、未来に備えること以上に、今すぐ取り組んでほしい問題があるからこそ、 「コオロギより先にやることがあるだろう」
■保護者たちの反応 「なぜ子どもの給食でなければいけないのか」 「未熟な子どもに選択させるのはおかしい」。 これは当然ながら「給食でなければいけない」 という理由は考えづらく、もし食糧問題を引き合いに出すのなら、それ以前に「給食を残さない=フードロスを減らす」ことを子どもたちに教えるべきという正論が浮上します。
批判はそれ以上に大きく、「コオロギの安全性や衛生面は大丈夫なのか」「なぜ子どもの給食でなければいけなかったのか」「未熟な子どもに食べるかどうかを選択させるのはおかしい」「アレルギー対策も十分ではなかったのでは」「急にコオロギを推しすぎていて、何らかの思惑や利権を感じる」などの厳しい声が殺到。