【スバル360】"直して走り出す時がたまらない!"名車を30年愛し続ける男性に密着【おとなの秘密基地】 スバル360は当時の通産省が提示した「国民車構想」に応える形で開発されました。 「大人4人が乗れる」という要件を満たし、 42.5万円という比較的手頃な価格で販売されたことで、 多くの日本人にとって自家用車所有の夢を 現実のものとしました。
スバル360の魅力は、その革新的な技術と親しみやすいデザインにありました。 航空機製造の技術を活かし、 フレームレス・モノコック構造や強化プラスチック素材の使用 など、当時としては画期的な設計が採用されていました。 また、356ccの強制空冷2サイクル2気筒エンジンを搭載し、 車両重量わずか385kgながら4人乗りで最高速度83km/h を発揮する性能は、当時の自動車関係者から 「世界水準をいくミニカー」と絶賛されました。