長く大切に乗った旧車ファンのみなさん、「環境性能は車種ごとにさまざま。海外諸国のように、経過年数でなくCO2の排出量を基準にした方が、まだ平等性を保てるでしょう」フェンダーミラーのセドリック
5月
10日
■旧車ファンのみなさんへ
近年、日本ではクルマの平均使用年数が長くなっており、令和3年度調べでは13.87年(※)でした。
この要因の一つには、物価高でユーザーがクルマを乗り換えにくいこともあるでしょう。しかし日本はこうした「生活必需品のクルマ」「長く大切に乗っているクルマ」に重課を強いています。
※出典:一般法人自動車検査登録情報協会
そもそも日本は、「旧車は環境負荷が大きい」という理由でこの重課制度を採用していますが、環境性能は車種ごとにさまざま。海外諸国のように、経過年数でなくCO2の排出量を基準にした方が、まだ平等性を保てるでしょう。