「平成最後の日」となる2019年4月30日
5月
1日
「平成最後の日」となる2019年4月30日、新聞各紙はこぞって「平成」という時代の歩み、そして天皇・皇后両陛下の足跡を振り返る特集を組んだ。
一見すると似たり寄ったりにも見える紙面だが、首都圏で販売されている全国紙、主要紙の30日付朝刊の1面を比較してみると、各紙のカラーの違いもにじむ。
■朝日のみ「桜の写真」、服装にも差
注目されるのは、使われている写真だ。
毎日、読売、日経、東京の4紙は、「陛下きょう退位」(読売)といった大見出しとともに、いずれも天皇・皇后両陛下の写真をトップに掲載した。産経はサイズこそ小さいものの、やはり両陛下の写真を使い、皇太子さま夫妻の写真と並べる形で載せている。
異彩を放つのが、朝日だ。唯一トップを「元号案 首相指示で追加」と退位がらみ以外の記事とし、「退位」記事は2番手扱いのいわゆる「肩」(左上)に。またこちらの記事でも、陛下の写真は使っていない。
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