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投稿日 2019-07-07 23:43
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
誰が一番遠くに飛ばせるか 横一列の坊主たちは 力の入れ具合と角度を計算する テストでは一桁の点数しか取れない奴でも ションベンが一番遠くに飛ばせれば 凄いなあ、と友だちは褒め讃える いつからだろう 立ちションベン禁止の札が建てられ 勉強、運動、音楽や美術が できる奴ばかりが褒められる世間 どんどん世...
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投稿日 2019-07-03 00:44
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
涙の落ちる音は 誰にも聞かれたくない 社会の波に飲まれたら 違う自分がいた 夢やぶれた訳ではないけど 悔しい気持ちが空回り ビルの谷間に隠れて 頬を拭う手が震えているのは どうしてなんだ (十八で働き出した頃の詩 毎日、鉄を切断したり、組み立てたり、 運んでいたなあ、キツかった)...
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投稿日 2019-07-01 06:39
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
お待たせ致しました 心の入れかえですね あなたのAI番号をお願いします 01AIAI2345GO すでにあなたは 30秒後に2000歳を迎えますので 心の入れかえはできませんし 申し訳ありませんが デリートキーを押させていただきます そっ、そこに心はあるんか そこ…… おめでとうご…… カチャ...
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投稿日 2019-06-30 20:26
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
ご依頼の和装本を仕上げる とっても素晴らしい作品が綴られているので 気を引き締めて製本をする 製本中、増版があり追加の製本 手のとって拝読されると思うとおっても嬉しいかぎりだ...
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投稿日 2019-06-24 20:33
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
ドは濁酒のド レは冷酒のレ ミは水割りのミ ふぁとくさい息だって そんなに臭いか らっきょ食ったし 酒盗食ったし ドは濁酒のド レは冷酒のレ ミは水割りのミ さあ 飲みましょう...
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投稿日 2019-06-23 00:49
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
草臥れて 倒れ込んだ道には まだタンポポは黄色く 僕の中にある若さを伸ばし あの空へ 飛ぼうと思うくらいに 喜ばしい錯覚が靡く どこへ行ったの 無限に広がるらしさの世界 どこへ行ったの あの日に見ていた夕焼け小焼け どこへ行ったの もㅤない不安のない僕 草臥れて 倒れ込んだ道には まだタンポポは黄色...
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投稿日 2019-06-22 23:34
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
おかげさまで『詩は元気です』のブログを始めて、2年10ヶ月になりました。 アクセス数が40万。詩が拝読されていると思うとたいへん嬉しいです。 これからもみなさまが、少しでも詩を拝読されて元気になりますよう 精進して詩を書いていこうと思います。 何卒、今後とも『詩は元気です!』をよろしくお願いいたしま...
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投稿日 2019-06-21 06:49
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
依頼があり和装本の詩集を作っている 製作中に増版があり、嬉しいことだっ! いい詩集を作るぞ!...
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投稿日 2019-06-20 06:43
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
五分を知らない 歯も磨かず、風呂にも入らず 床が誘っていた ここで横になりなさい、と 倒れ込めば手のひらが 床を握っていた ちょっとくらいいいか、と 瞼は落ちたがっている ほらっ、寝入った…… ……おっと、寝てしまったようだ 五時間ほど経っただろうか 時計を見ると五分しか経っていない いや、もしかす...
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投稿日 2019-06-15 07:06
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
暗い朝、雨の雫 カーテンを寄せた指に ガラスの冷たさが 僕の心地を透明にする 秒針を遊ばせた時間の雫たち 曇り空と僕を繋いでいる 濡れているのに濡れていない 濡れていないのに濡れている 僕に僕が守られている音...