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投稿日 2008-11-23 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書が刊行されたとき(2004年12月)は、上下二巻の単行本でしたが、文庫本化に際して、(上) ・ (中) 、そして本書の(下) と三分冊になっています。 『日暮らし』(中)では<湊屋総兵衛門>の妾であり、<佐吉>の母<葵>が何者かに首を絞められて殺されてしまい、下手人が分からずじまいで終わっていま...
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投稿日 2008-11-21 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
一巻目の 『日暮らし』(上) に次いで、第二巻目になる『日暮らし』(中)です。 「鉄瓶長屋」から「幸兵衛長屋」に家移りしてきた煮物屋の<お徳>ですが、同じ長屋で安値でおかずを売る<おみね>が突然消え、残された奉公人の<おさん>と<おもん>の二人に、いつものごとくおせっかいを焼いてしまいます。 そんな...
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投稿日 2008-11-19 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
一応主人公は、前作 『ぼんくら』 でも登場した怠け者の同心<井筒平四郎>ですが、彼が関わった「鉄瓶長屋」の<お徳>や植木職人の<佐吉>など、懐かしい面々が再登場、江戸の長屋で力強く生きる人々の生活をとして、夫婦の機微や母親としての心の想いが描かれている人情時代小説です。 本書には4話が納められていま...
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投稿日 2008-11-17 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
一般的に(上・下)本の場合は同時発売されるのが多いと思いますが、本書は2か月おいて(下)が出版され、待ち遠しい一冊でした。 (上) の後半は、「武家茶道坂東巴流」の<友衛家>から<宮本武蔵>作の茶杓がなくなっていたところで終わりましたが、(下)で主人公<友衛遊馬>の祖父の老いらくの恋が原因であること...
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投稿日 2008-11-15 21:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
刑事を主人公に据えた小説は、地道な捜査と推理で犯人を追いつめていくタイプと、悪徳刑事とに分かれますが、本書は完璧なまでに後者です。 主人公は赤坂署捜査課強行班に所属する<名和平太>44歳、三流大学出ながら28歳で警部補試験に通りノン・キャリアの道を快進していましたが、いまはさぼりまくる中年刑事に落ち...
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投稿日 2008-11-11 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
民主化運動の大きな変節として、1989年6月4日に起こった「第二次天安門事件」は記憶に新しいところです。 本書は2008年8月8日に開催された「北京オリンンピック」以降、役人の腐敗、農村の貧困等の人民の不満が噴き出す2014年から2015年を舞台にした近未来小説です。 東西新聞社の<田波慶介>は北京...
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投稿日 2008-11-08 11:08
四季織々〜景望綴
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keimi
◆「平安の配彩美春夏秋冬 かさねいろ」 長崎巌/監修 ピエブックス 真っ赤な紅葉に秋を感じ、純白の雪をもって冬を象徴させる日本人は、古来より四季の移り変わりを、身の回りの色彩の微妙な変化に感じとってきました。 「重色目〜かさねいろめ」と呼ばれる配色方法は、袷わせ仕立てされた衣服の表地と裏地の配色で...
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投稿日 2008-11-03 21:20
<MR職人・生涯現役の鬼軍曹>
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MR職人
元立命館大学教授<木津川計先生>の著書から かつて私は述べたことがある。関西三都市の開発方式が違う・・。 大阪〜壊しながらの開発 神戸〜埋めながらの開発 京都〜守りながらの開発 在阪の大企業まで大阪を見限り東京への移転を流れにしてしまった。 京都の大企業が一社も動かないのはなぜなのか、を大阪は真剣に...
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投稿日 2008-11-02 20:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
このブログルの仲間「立ち呑み日々雑感」のMSHIBATA(芝田真督)さんが、タイトルの本を出版されました。神戸のお店を中心に明石までマメに巡礼されておられます。 帯には、「おしゃれ、スマートだけが神戸じゃない。 神戸は、灘の酒に育まれてきた”立ち呑みの街”。 そこには酒を愛する人が集まる、味わい深い...
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投稿日 2008-11-01 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書は2002年に刊行された短篇集で、1980年代を中心に表題作を含めて25篇が収録されています。 短篇集で素ので紹介文も難しく、<SFの抒情詩人>と謳われたブラッドベリーならではの面白みが味わえ、1947年・1948年と2連連続でアメリカの年間短篇集(O・ヘンリー賞)に連続して作品が掲載された実力...