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投稿日 2009-05-17 20:44
四季織々〜景望綴
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keimi
今、少しずつ少しずつ、読んでいる本です。幸田文さんの本は『きもの』から入りました。着物を着るようになって、友人から紹介された本です。きちきちるつ子さんの窮屈感が漂う本でした。この『季節のかたみ』は、とても懐かしい匂いがします。わたしよりも遥か前の時代のことなのですが、とても懐かしいです。季節の感じ方...
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投稿日 2009-05-15 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書には文庫本のタイトルとなっている連作短篇である『遊戯』と、『オルゴール』が収められています。著者は食道癌のためにすでに2007年5月17日に59歳で亡くなられていますが、それぞれの短篇は『小説現代』の2005年1月号から2006年3月号に掲載されました。『遊戯』は、ネットの対戦ゲームで知り合った...
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投稿日 2009-05-14 11:14
四季織々〜景望綴
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keimi
五月の読み聞かせのスタートです。4年生。この時期は、毎年本選びに迷います。そして、結局、この二冊へと手が伸びます。『やさいのおなか』『まぁちゃんのながいかみ』どちらの絵本もわたしが大好きで、読んでいて心地よく、子どもたちの気持ちも重なってくる絵本です。「これなあに」で、はじまる『やさいのおなか』は、...
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投稿日 2009-05-12 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
私立探偵<スペンサー>シリーズも、前作の
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投稿日 2009-05-09 22:07
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
坂東眞理子さんの『女性の品格』、藤原雅彦さんの『国家の品格』と、どちらの書籍もベストセラーの売れ行きで、巷では「品格」なる言葉が人気があるようです。ゴールデンウイーク中、何冊かの書籍を読み終えましたが、一番楽しく読めましたのが『「品格バカ」が多すぎる』という島村洋子さんの本です。<他人の品格をとやか...
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投稿日 2009-05-01 21:31
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
主人公は28歳の<歌ちゃん>、半年前に10年勤めた繊維会社が倒産、いまは「シュガーキューブ」という喫茶店でアルバイトをしています。31歳の<百田>は年下の彼と暮らしていますが、<歌ちゃん>や<智佐>ちゃんのために合コンを企画、つまらない男たちに当たり文句をいいながら立ち寄ったお店で、<歌ちゃん>はマ...
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投稿日 2009-04-29 21:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
今日は一日のんびりと読書をしておりました。2年ほど前に発行された新書ですが、肩もこらずに読み切れました。ブログのことが書かれた項目が目につきましたので、思わず購入してしまいました。なるほどと、思いながら読ませていただきました。ブログが社会現象になったのは、1 「量が質に転化した」ということ。ブログの...
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投稿日 2009-04-26 21:34
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
奇想天外な舞台設定でありながら、現実感のある情報で構成されていますので、文庫本で500ページを超す大作ですが、とても面白く読み終えれました。一般開放されていた横須賀基地の見学会「桜祭」の会場に、人身代のザリガニに似た巨大な甲殻類の大群が押し寄せ、見学者を餌として次々と襲いかかる惨事から物語は始まりま...
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投稿日 2009-04-20 21:34
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
本書は「第9回サントリーミステリー大賞」(1991年)の佳作入選作品で、著者のデビュー作に当たりますが、訂正加筆され刊行されたのは2005年5月、光文社カッパ・ノベルスからでした。1990年(平成12)年12月、忘年会に出席していた警察署長の素に、15年前に起きた高校女性教師の自殺事件が、実は殺人事...
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投稿日 2009-04-19 21:29
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
素直に読後感は「驚愕」という一言で、冒頭からこのような結末に結びつくとは、予測できませんでした。第一章『教唆』で読者は、何が原因なのかわからないまま<ボク>という人物がどこかの街から逃れてきた公園で手荷物を奪われ、ホームレス生活を始め、食料を探していた神社で小学5年生の<麻由>という女の子から、お弁...