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投稿日 2012-03-28 22:08
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
女料理人<澪>を主人公とする<みをつくし料理帖>シリーズも、前作の
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投稿日 2012-03-28 11:38
季節の匂い
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紫
最近、忙しくて、全く本を読む気にならない心境です。その時に、大好きなシリーズの第四弾が出ているのに気が付きました。2009年11月に第三弾の『木練柿』を読んで以来、2年以上が過ぎました。待ちに待った新作です。寝る間も惜しんで、忙しいながらも、三日かけて読みました。やっぱり、面白い!!『東雲の途』あさのあつこ著・光文社内容紹介「弥勒の月」「夜叉桜」「木練柿」に続くシリーズ第4弾! 小間物問屋遠野屋清之介、同心木暮信次郎、そして、二人が引き寄せる事件を「人っていうのはおもしれえ」と眺める岡っ引きの伊佐治。突出した個性を持つ三人が織りなす江戸の巷の闇の物語。川から引き揚げられた侍の屍体には謎の瑠璃石...
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投稿日 2012-03-28 00:00
カイの家
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hiro
明治時代の陶磁器における帝室技芸員、三代清風与平に関する本が今月発売された。同じ明治の帝室技芸員である眞葛香山の本はすでにいくつか出版されているが、三代清風与平の本は初めてである。ネットで出たので、さっそく購入した。著者は以前ブログで紹介した「鍋島」の本をまとめた関和男さんである。以前にも書いたが...
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投稿日 2012-03-27 20:53
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
講談社より、2011年4月に『刑事魂』として刊行されたものが、『警官魂』として改題され、文庫本化になっています。従来ですと、分冊の場合は(上・下)等の表現になると思いますが、改題と共に、<激震篇>と<反撃篇>との名称がつけられています。福島県警の裏金作りの協力を拒否続けていた捜査一課特一係のエース三...
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投稿日 2012-03-25 19:37
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
著者は2004年、警視庁警視を退官され、2007年にこの『警視庁情報官』で作家デビューされています。これは同シリーズの三作目にあたりますが、(文庫書き下ろし)作品として発売されました。前二作のように単行本からの文庫本化ではなく、いきなり文庫本での発売、確実にファンが増えている証のようです。第一作『シ...
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投稿日 2012-03-24 20:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
2010年第5回ポプラ社小説大賞を、受賞した作品です。著者の齋藤智裕さんは、俳優:水嶋ヒロとして活躍されていました。自殺しようと廃屋の百貨店の屋上から飛び降りようとした大東は、臓器移植を扱う京谷という男に助けられます。どうせ死ぬならきれいに死んで、なおかつ臓器提供の見返りとしてお金も入るという説明に...
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投稿日 2012-03-23 19:47
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
今年度の第146回下半期の芥川龍之介賞を、受賞した『共喰い』です。受賞インタビューで話題を提供した著者のようですが、特段作品を読みたいとは思いませんでした。「どこがいいのか、よくわからん」という知人の声に押されて、本を拝借しました。家々の汚水が流れ込むドロドロとした川辺を中心に、主人公が父と愛人の琴...
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投稿日 2012-03-20 20:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
米国系企業に勤務中の1996年に発表した『Cの福音』で、華々しく作家デビューしました。翌年会社を退職して執筆活動に専念し、『猛禽の宴・Cの福音』でゆるぎないファンをつかんだと思います。ハードボイルとアクション、緻密な行動力の主人公、<朝倉恭介>が主人公のシリーズでした。今回は、まったく180度違う分...
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投稿日 2012-03-19 20:23
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
時寂聴さんが、岩手県二戸市にある天台寺の住職になられたのが、1982(昭和62)年です。東北最古の名刹も、当時は雨漏りがする状況でしたが、本堂や参道の整備よりも、一人でも多くの参拝者が詣でてくれることが大切だと考え、境内にゴザを敷いての<あおぞら説法>が始まりました。軽快な口調で、参拝者からの悩みを...
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投稿日 2012-03-18 19:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
読む本を選ぶ基準は、好きな作家だというのが大きな要素だと思いますが、<本>自体の装丁などに引かれる場合が多々あります。この『雪のひとひら』も、きれいな青い表紙が目にとまり手にしてみました。著者の名は、1972(昭和45)年に封切られた映画『ポセイドンアドベンチャー』の原作者として印象が強く残っていま...