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"#詩"の検索結果
  • その時が来まして(雨の音を聴いてましたらついこんな詩に、私は元気です)

    落ちる連続 削る飛沫の音を斜めに 僕は横になり ひつ粒ふた粒と 顔に落ちるのを楽しみ 動けないでいます 昔の心配な匂いの記憶 癒されているような後悔が ほんのりと包み もういいのです 精一杯だった僕は冷たく アスファルトに沈み 納得の直線 銀いろの元をたどりながら 浮き上がっています 箱をおいて さ...
  • #笑い詩

    検討はついていた 診断を聞かされ つい笑ってしまった 自分では前向きに、と 行き着くところの 挑戦の表れだったんだ 笑うところではない と、叱られたのだが 医師の感情に 合わせろ、とでもいうのか せめて 何かおかしいですか? とか、訊いて欲しかった 先生、俺は生きたいんだよ...
  • ぶああ

    熱風で汗がふきだし 僕らの地球は 誰の世界なんだろう ぶあ ぶあ ぶあ ぶあ ぶあ ぶああ ちょっとばかり お利口だからって ぶあ ぶああ 時間をつめこんで 僕らは笑われ 池が草木が揺れている ぶあ ぶあ ぶあ ぶあ ぶあ ぶああ 不自然な僕らは お日さまに怒られて ぶあ ぶああ...
  • #矛盾

    無矛盾の詩には 無矛盾の矛盾がある あなたらしい表現の 99%は矛盾なのだから 無矛盾の詩には 無矛盾の矛盾がある 無矛盾の詩には 99%の矛盾があり 無矛盾の詩になる 1パーセントの勘違いと 99%の矛盾で 無矛盾の詩になる...
  • #ゆかた詩

    浴衣の君と夏祭りデート そんな現実はない ひとりリンゴ飴を 歯でカツンカツンとしてたら 割り箸が折れて転がった たまたまそれを君に見られ ダサっ と、馬鹿されても 浴衣の君に言われ喜んでいる 俺のジャージは穴だらけ...
  • 打ち上げ花火

    例年の花火が鳴っている ずいぶんと疲れているようだ 身体が動こうとしない 布団から出られないでいる 近い将来、遠い将来 不安と希望がごちゃ混ぜになり 重たい気分をどうにかしたいのだが 優っているのは怠惰なのだ それでも空腹には耐えられず 冷蔵庫に向かったが これといって満たす物がない 気だるい身体は...
  • #パンツ詩

    ぼくはリレーの せんしゅだった ひとりきょうしつで まっていなさい せんせいにいわれた なんだかさみしくなった おしっこがでた ぼくはすずきくんの たいそうずぼんをかりて はしった いちばんで バトンをわたしたよ ぼくはビニールにはいった パンツをもってかえった...
  • #水詩

    透明人間は見えないが 僕は光の屈折で見えてしまう 全身が水で出来ている水太郎です おしっこをしても臭くないし 頭の中もご自由に見てください って、感じになっています ただ困ることがあります 喉が渇いたからキスをするふりして 僕を吸わないでください 君が僕でいっぱいになりますから...
  • 発した言葉

    彼にとって それは暴力に近い 衝撃だったかもしれない たぶん 私を酷いヤツだと 思った事だろう でも 喧嘩してでも 言わなくてはいけない 時と場合がある わかり合おう なんて思わない それぞれの 生き方があるのだから 自分を正当化などしない 彼にとって 悪になろうとも そんなことはどうでもいい 言わ...
  • #プロレス詩

    兄には勝てない 体力の差は大きかった 弟の僕は 4の字固めでギブアップ カウントがスリー入って負け カンカンカーン ある日 悔しくて兄のことを抓った 反則技とわかっている でも勝ちたくて それが乳首にヒットしてしまい 痛いと兄が涙を流した 僕はブッチャーになってしまった...
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