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投稿日 2018-10-01 22:52
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
どこからだろう憩いの香りがしてくるその時間をくれないかその一杯の静けさをくれないかそれで今日も戦えるのだからどこからだろう憩いの香りがしてくる落ち着きを求め目は細め鼻は膨らみ香りの元へ足は進んで行く...
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投稿日 2018-09-28 22:55
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
とある電気屋でPCを買おうとした。欲しい機種は、とある通販より五千円高かった。店員にその旨を伝えると「こちらから五千円分どうぞ」とカタログを渡される。と、いうわけで一週間後に牛肉が届いた。ああ、美味しい、美味しい。PCにはやはり牛肉が付き物でしょう。(実話・詩でない?)...
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投稿日 2018-09-26 20:31
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
98NOTEというPCでワープロを使っていたハードディスクもなかったからソフトのフロッピーを四、五枚入れメモリ拡張にEMSを使い立ち上がるまで十分ほどワープロにこだわったのは印刷でき冊子が作れたからだホッチキスで束ねた一冊だけの詩集明朝体の文字が輝いて見えたのを今でも覚えている...
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投稿日 2018-09-25 19:43
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
雨が降っている、っていいじゃない、僕は踊るよ葉っぱが雫で揺れるように足を軽くあげてヘイ、ヘイ、ヘイこんな風に君もやってみればいいさいいね、いいね君の方が上手だよ、敵わないねえ、紅茶でも飲もうよいいよ、いいよ、僕が淹れるさほら、いい香りだろああ、聞こえてくるね雨の音に包まれてとっても平和な雨やどりさな...
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投稿日 2018-09-24 16:06
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
生まれて死ぬまで誰かと比べられてしまうのか自分からも比べてしまい優劣で安心したり、不安になったりどこかで見切りをつけなければ思いとは遠いところでつまらない自分をあきらめず残された時間でのエネルギーをせこせこと費やして終わってしまうまだ遅くはないか媚びずに詩を書いてゆけるだろうか自分を開放するために比...
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投稿日 2018-09-22 19:45
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
ドアを開け、座りシートベルトをして、キーを入れ、ブレーキを踏み込み、キーを回し、ギアをドライブに入れ、ハンドブレーキを解除、 ブレーキを解除ウインカーをつけ、左右確認、アクセルを踏む歩行者、自転車に注意ああ、渋滞ガソリンもめちゃ高い歩き、電車にしよう
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投稿日 2018-09-22 19:11
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
女優の樹木希林さんが人生の幕をおろされた。とっても残念です。個性的で魅力のある存在には、圧倒させられましたね。そして、たくさんの名言を発していました。表現をしようとする者にとって教わることは多いです。女優として演じるために望ましいあり方を示した言葉もあります。こちらの言葉は俳優ではなく、詩人に置き換えても説得があります。詩で表現することは、自分の燃やした魂で感動させることではなく読者の魂を鎮めることにある、と。私も詩に感動はいらないと思っていたので、とても共感してしまいます。感動するような詩はすぐに消えてしまい、心根には響いていないのではないか、そう思っていました。岡本太郎の「一体これはなんな...
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投稿日 2018-09-20 06:33
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
さいとうさーん呼ばれて振り向きながら返事職場で三人のさいとうさんが返事そっちのさいとうさん俺はそっちのさいとうさんか〜いでも用のなかったふたりのさいとうさん去ってゆく背中がちょっと寂しそうそしてくだらない優越感で俺はそっちのさいとうですと微笑むのであった...
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投稿日 2018-09-18 17:22
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
自分にとってひとからクレージーってクスッと笑われるくらいがいいノビノビとやらかしているらしさを受け入れられた感がとっても幸せなんだみんなそれぞれだけどクレージーとひとを怒らせてはいけないんだらしく生きるのにも相手あってのことなのさ...
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投稿日 2018-09-17 00:01
詩は元気です ☆ 齋藤純二
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齋藤純二
青空に微笑みを感じ通り過ぎようとする雲は流れ僕は背を逸らしたまま止まってその身体は通行人の掌で叩かれ逃げ場所のない声は僕の空洞に揺れながら籠っている捨てれない日常が飽和したのち望んで景色は動かない僕は駅前の隅で詩を書く人という銅像になったもう言葉が必要ではなくなり言葉以前、言葉以上の存在緑青を疎らに...