-
投稿日 2018-09-03 14:30
詩は元気です ☆ 齋藤純二
by
齋藤純二
そうかい、そうかいそんなことがあったのかいぶらんこばあちゃんは、公園のぶらんこにのり軽く揺れなながらいつものように空を見上げほいほい、隣りはあいてるよぶらんこで空を見ると気持ちがいい、飛んでしまうよ失礼します青年は少し緊張した様子をみせ、かすれた声を発し鎖を握りゆっくりと座ったあんた、初めて見るねちょっくら疲れた感じがするけどなんかあったのかい、わしでよかったら話してみればいい、ひとは話すと心が緩むさはい、僕は大学生なんですけどなんだか最近、気持ちが落ち込んでしまって詩が好きで文学部へ入ったのですが僕の周りには才能豊かな友だちばかりで自分の詩はつまらないと思ったらぜんぜん、詩が書けなくなってし...
-
投稿日 2018-09-02 16:58
詩は元気です ☆ 齋藤純二
by
齋藤純二
防潮堤
-
投稿日 2018-09-02 13:12
詩は元気です ☆ 齋藤純二
by
齋藤純二
当たりました十円がそれ、ほぼハズレだろっ。。。あの〜、すみません十円をこれと交換してくださいませんか今、どうしても必要なのでそれ宝くじじゃないですか多分ハズレだとは思いますが……ああ、いいよ。。。当たりました十円がやっぱり十円かよ!。。。あの〜、...
-
投稿日 2018-09-01 09:26
詩は元気です ☆ 齋藤純二
by
齋藤純二
どうしたの君の空べつに青くなくていいけれどなんだか元気ないよね君につられて僕の空寂しい色に包まれちゃってどうしたの聞かせてよ空は繊細だからすぐに機嫌の色は変わってしまいそして僕と君の空はつながっているから同じい色になってしまうんだ話してみれば落ち着いてゆくんだよ僕らの空ひとりじゃないって凄いねどうに...
-
投稿日 2018-08-29 19:35
詩は元気です ☆ 齋藤純二
by
齋藤純二
どこへ行ったの僕の雲呼べばいつでも来てくれた願う気持ちはいつも本気だった僕はもう大人に成り始めているのかそんな事があるはずがないのに……僕にある疑いが雲を遠ざけるなんとなく理解し始めているんだ風は知らない知らないと吹いて夢でも見ていたんじゃないと、砂ぼこりは巻き上がる自由だったのだろうか気付かぬ毎日...
-
投稿日 2018-08-28 06:47
詩は元気です ☆ 齋藤純二
by
齋藤純二
松脂を塗るその手はとても繊細に優しく動く顎に挟み込んだ後のひと呼吸も演奏のように聴こえる目の前から奏でられる音それは何処か遠くから大事に贈られた品のある高音響きが身体に浸透してゆけば連れてゆく遠い処へいつかの何処かの安らぎへ...
-
投稿日 2018-08-27 06:57
詩は元気です ☆ 齋藤純二
by
齋藤純二
サラリーマン、OLの皆さん行ってらっしゃいわたくしは今日も雨に降られ雨の音を聞いているテキ屋三日も雨が続けばなんだか悲しくなってそんな時は綺麗なお姉さんにどうぞこの傘をお使いください、とみっともない恋をしてしまうんだよ女に惚れる男はそういうもんじゃないかああ、男はつらいよ...
-
投稿日 2018-08-25 21:53
詩は元気です ☆ 齋藤純二
by
齋藤純二
小学生の頃インスタントラーメンデビューお湯を沸かし麺を入れスープを入れるだけの今では六人家族のコック長月に一度くらいは野菜いっぱいのインスタントラーメンを夕食にする今では生麺と区別がつかない進化したインスタントラーメンもあるもちろん俺も進化したぞっ、なんて...
-
投稿日 2018-08-23 06:30
詩は元気です ☆ 齋藤純二
by
齋藤純二
千手観音でさえも止められない湧き出る言葉独自のセンスで勢いよく後悔を考えるよりはち切れる思いで噴射足元に溜まった詩はみんなの顔が映り揺れながら微笑むだろう...
-
投稿日 2018-08-22 20:16
詩は元気です ☆ 齋藤純二
by
齋藤純二
頑張れないと社会で生きていくことは難しい誰かに頼るにしても限度があるしそれぞれの生きていく意味もあるから生きてゆく力はあるのかい贅沢でなくとも納得のいく考え方をしているのかなるべく自分のできることは小さくてもそれを頑張らないといけない頑張れない者に頑張って欲しいと思っている死にたいと助けを求めている...