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投稿日 2022-06-05 09:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
夜行性のため葉の裏などに潜みじっとしていましたが、刺激を与えて動いてもらった【シブイロカヤキリ(渋色萱螽斯)】です、 バッタ目キリギリス科の昆虫で、和名はその名の通り渋色をした「カヤキリ」を意味しています。体長(翅端まで)50㎜程度。 頭部は円錐形。口器は大きく発達し、顔面から大顎は黒色を帯び非常に目立ちます。 「クビキリギス」を寸詰まりにし、脚を短くした感じの体型で、褐色の地に黒点を散りばめます。 背面及び腹面は若干色が濃いようです。オスの前胸背面は後端に行くほど広がり、発音器も大きい。 メスの前胸背面はほぼ真っ直ぐです。「カヤキリ」同様、バッタ目としては後ろ足は体の割に小さく、殆ど飛び跳ね...
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投稿日 2022-05-23 10:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
ハチ目・アリ科・ヤマアリ亜科・オオアリ属の【クロオオアリ】ですが、働きアリは春から秋までよく活動していますのでよく見かけることになります。働きアリは草木の上や地表で出会ったガの幼虫などの小昆虫を、大顎や蟻酸を含む毒液で殺して巣に持ち帰るほか、巣の周囲の行動圏内に落ちている昆虫の死骸なども巣穴に運びこ...
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投稿日 2022-05-22 09:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
網戸の隅にいた「ヒメバチ」を捉えることができました。「ヒメバチ」は、膜翅目(ハチ目)細腰亜目(ハチ亜目)ヒメバチ科に属する寄生蜂の総称で、昆虫の中でも特に巨大なグループであり、世界では約1,600属約25,000種が知られていますが、この種数は分類の遅れなどの理由で実際の多様性を反映しておらず、未記...
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投稿日 2022-05-20 19:45
Otto's blog
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Teragoya Otto
Look at this cool moth. I saw it on the station platform today. A station attendant watched me while I was taking a photo of it. He probably thought, “Strange foreigner...” Lol. I don`t mind.Vocabulary:See, look at, watch の使い方はちょっと違います.- See: 見かける感じ- Look at: (ちゃんと/じっと)眺める, 見る感じ- Watch: 動いているものを、しばら...
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投稿日 2022-05-20 10:45
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
ハチ目・アリ科・ヤマアリ亜科・オオアリ属に分類されるアリの【クロオオアリ(黒大蟻)】ですが、名称通り同属の「ムネアカオオアリ」と並んで日本列島に分布するアリの中では最大となる大型のアリで体長12ミリほどあります。日本において普通種ですが、5 ~ 6月の雨が降ったあとのよく晴れた風の弱い日に、日中を過ぎたころから夕方にかけて巣から多数の雄アリと「雌アリ」が飛び出して「結婚飛行」を行い、交尾しますので、「女王蟻」をみたいのと、蟻に擬態した8本足の「アリグモ」ではないかなと、大型の蟻を見つけますと観察したくなります。昆虫として頭部・胸部・腹部と確認できる形態で、素早く動きまわりますが、観ていて飽きま...
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投稿日 2022-05-19 10:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
前回スイトピーの植え込みで、チョウ目(鱗翅目)ヤガ科ヨトウガ亜科の【キバラモクメキリガ】の幼虫を見つけましたので、その後が気になり出向いてみました。周辺を探し回りましたが、見つけることができずに諦めかけたとき、ポトリと茎から地面に落ちたものがあり、よくみますと【キバラモクメキリガ】の終齢幼虫が丸まっ...
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投稿日 2022-05-18 10:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
最初遠目に観たときはお尻の突起で、ハサミムシ目(革翅目)の「ハサミムシ」かなと思いましたが、はさみの部分が細い感じがしてよく観ますと、昆虫記初めての登場となります甲虫目ハネカクシ上科ハネカクシ科コガシラハネカクシ属 に属する昆虫で【コガシラハネカクシ】でした。「ハネカクシ」は、大部分の種で頭部・胸部の下あたりにある上翅(鞘翅)が非常に小さく、後翅はその下に小さく巧みに折りたたまれているため、腹部の大部分が露出しており、一見すると短翅型の「ハサミムシ」や「アリ」のような翅のない昆虫に見えます。しかし実際にはほとんどの種類が機能的な後翅をもっていて、必要に応じてそれを伸ばしよく飛翔します。着地後は...
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投稿日 2022-05-15 10:05
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
甲虫目コメツキムシ科の【クロツヤクシコメツキ(黒艶櫛米搗)】と遭遇しました。名称は、オスの触覚がクシ状になっていることから付けられています。体長は12mm~18mmになります。体色は黒色で、強い光沢を持ちます。幼虫は、うじ虫形です。鋭い大顎を持っています。幼虫期間は長く、3年~6年ですが、中には10...
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投稿日 2022-05-12 09:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
プランターに植えられた花の周りをせわしく飛びまわる様子と、黄色い体色で「ホソヒメヒラタアブ」かなと思いましたが、「アリッサム」の葉に留まったところを見ますと、体長8~ミリほどのハチ目ハバチ科【ニホンカブラハバチ】でした。「カブラハバチ」は、世界に7種類が確認され、その中でも日本で見られるのは「カブラ...
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投稿日 2022-05-09 09:25
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
網戸で休憩しています「ガガンボ」と遭遇です。日差しの加減で影と重なり合い本体が鮮明ではありませんが、ハエ目(双翅目)糸角亜目ガガンボ科ガガンボ亜科の【キリウジガガンボ】です。「ガガンボ」は世界中に分布する昆虫であり、成虫の形態はカ(蚊)を一回り大きくしたような感じの種類が多く、その種類数は15000種類以上とも言われています。日本でもかなりの数の種類を目にすることができます。いままでに種まで同定できたのは、(270) 【マダラガガンボ】 の2種だけで、何匹か昆虫記に登場していますが、極端に長い肢の特徴からすぐ判断できる「ガガンボ」に終わり同定できないのも多々ありました。【キリウジガガンボ】は、...