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皆さんのインスタグラムのサーチ画面には、どのような画像が上がっていますか。え?スケベな画像ばかり?(笑) 図星のアナタ!明日から子猫でも検索してください。 もとい。私のサーチ画面は、ケーキと犬とダンスの3つの画像で埋め尽くされています。特にケーキは、見始めたらもう止まらず…延々と1時間ぐらい見てしまうので、ますますお薦めケーキ画像がアップされてきます。 たくさんのケーキの中でも、特に私を夢中にさせているのが写真のロシアのケーキです。 最初はケーキ作りの匠を発見、と思って見ていましたが、私の好みに合わせて自動で画像が上がってくるにつれ、こういうデザインのケーキがたくさんの店で作られていることに気...
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「人間の体は自然の一部、だから自然のもので癒したい」。そう願う一心で体と心、環境に優しい商品を作り続けているAmen to Homemadeさん。オーナーのラズさんは毎週末教会に通う、信心深いキリスト教信者です。 ウェブサイト制作のお申し込みがあったとき、何より、大切にしたのはラズさんの思いでした。どんな思いで商品を作られているのか、どのように社会に貢献したいと考えておいでなのか。お話をうかがえばうかがうほど、ラズさんの優しさが伝わってきました。 まず最初のステップはデザイン案のご提案でした。一つ目はアースカラーで統一した柔らかい感じのもの。もう一つは手書きの植物イラストを前面に出したお洒落な...
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弊社のコントラクターさんは約半数が海外に住んでいらっしゃいます。なので弊社では銀行の海外送金システムをよく利用します。 先日、いつものように海外へ向けてお支払いをしようとしたときのこと、銀行から、「待った」がかかりました。 「コントラクターさんの振込先情報を、今一度、“電話などで口頭で”ご本人に再度ご確認ください。それがなければ送金は致しかねます」とおっしゃるのです。 電話で?国際電話で?「はい」。 今、世の中で何が起こっているかというと、銀行の担当者さんいわく、「メールは覗かれていると思ってください」。そして近頃、請求書の振込先をハッカーのものに書き換えるという手口が増加してきているそうなの...
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たくさんのクリエーターの方々が一生懸命持ち場を守ってくださっていることで、小さなRUコミュニケーションズ有限会社は成り立っています。だから弊社内で回す担当ページ表を作るときも、外注の皆さんのお名前の後に、私は「san」、もしくは「sama」を付けています。 「Yamada Hanako san P10-12」。「san」を取ると何だか落ち着きません…。 そんな中、先週、社内の全ての書類がプログラム化されました。私が主に見ていた書類も、すっかり様変わりし、オペレーションなど他の担当者と共有できるようになりました。 そこでアメリカ人スタッフに指摘されたのが「sama」とか「san」とか全部に付いて...
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今回は私自身のことを書いてみよう。アメリカに来て10年になるが、今でも思いもよらない考え方に戸惑ったり開眼したりを繰り返している。例えば私の義姉一家のこと。彼らがまあ、オソロシイほど気軽にちょくちょく「そちらに泊りに行くよ!」という連絡をしてくる。しかも「明後日」とか、かなり急な場合も多く、連日締め切りに追われている私は、遅くに仕事を終えた後、夜中まで掃除にバタ狂う。 義姉一家が来る日、私は部屋の掃除を完璧にするのはもちろん、トイレや浴槽は特に念入りに磨き上げる。夫は「僕の家族はただ僕たちに会いたくて来るのに」と言うが、有無を言わせぬ怒り顔で夜中まで働かせる。 彼らの「襲撃」を快く思えないま...
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森永の方から「TOFU KIT」なるものをいただきました。なんと、豆腐が簡単に手作りできるキットなのだそうです。 以来、日系スーパーに出掛ける度に「あ、あれ、ここにも売ってる」「あそこにも売っている」と、目に入るようになりました。たくさんの場所で売られているということは、結構人気があるのでしょうね。 ということで今日はこのキットを使って、生まれて初めての豆腐作りにチャレンジしてみました。 写真1がパッケージです(お値段は2ドル前後だったような?)。横に3ステップで作り方が書かれているので、その通りにやってみます。 1)豆乳と同封のにがりを耐熱ボウルに入れてゆっくり混ぜます(写真2)2)沸騰直前...
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今週末もハウスハンティングに出掛けてきました。 心地よく仕事ができるオフィスがあり、仕事の終わりに皆で一杯できたら…なんて思っていたら、ちょうど良い物件がありました。 オフィスはしっとりとした、雨の日が似合いそうな雰囲気です。静かに原稿を書いたり校正をしたりするのにぴったりな気がします(写真1)。先週訪れた家ですっかり気に入ってしまった、屋根のあるパティオもありました(写真2)。そして「バー」!。なんとこの家には、リビングルームやキッチン、ダイニングルームとは別にバーカウンターとテーブル席が並ぶパーティー専用ルームがあるのです。写真3はそのバーカウンターです。仕事の後に思い切り打ち上げをしてい...
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ーーーーーーーーーーーーーーーーー最近思ったのが、インターネットがある限り、「体」がどこにあっても問題ない時代が着実にやってきたってことです。 実際、Ruコミュニケーションズのスタッフとコントラクターさん合わせて50名ほどのうち、約半数は地球の裏側に住んでいます。また、お客様も半数は海外で、実際にはお会いしたことがありません。 そういうこともあり、都市部から離れた場所に引っ越すのもいいんじゃないかと思えてきたわけです。その方がゆったりとしたスペースが取れ、機材が場所を取る商品撮影や大きなデザインの制作作業もしやすいはずです。 そこで早速ハウスハンティングに出掛けてきました。最初に目を付けていた...
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私のアメリカ人の友人に、ホンダでデザイナーをしている人がいます。彼は自動車業界に入ってから、ドアの取っ手の付け根や、ダッシュボードの角など、車の細部に目が行くようになったと言います。 それで気づいたのが、「日本車だけ、細部がきっちり正確」ということでした。他の国のメーカーの車は、素人なら誰も気づかないような小さい部分にごくごく小さい不均衡な隙間があったりするのが当たり前なんだそうです。 「日本車は違う。そんな小さな誰も気づかないところまで、きっちり精密に作られている」とその彼。 細かい細かい部分まで生真面目に仕上げられた、汗と涙の結晶のような日本車は、アメリカの過酷な運転環境をものともせず、「...
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先々月号の「子育てと仕事の両立」の回で、「アメリカ人男性と結婚した日本人女性がまず驚くのは夫がまっすぐ帰ってくること」と書いた。そして「残業なし社会」が子育てを大いに支えている、と。すると、編集部のTさんから「どうやったら „残業なし〝 が可能になるのでしょう」という質問が来た。 確かに。やってもやっても終わらない仕事の山、残業しても足りない時間。そんな仕事現場で、皆が毎日定時に涼しげに帰れるというのは、どんなからくりがあるのか。 その答えは簡単。有無を言わせぬ最大の強制力―そう、法律だ。アメリカでは「サービス残業」は1時間でも違法である (※1)。2015年度には1万496件 (※2)が...