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がんサロン〜はなうめ日記〜

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誰にも奪われないもの

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はなうめの利用者さんでもある漆... はなうめの利用者さんでもある漆塗りアーティスト、スザーン・ロスさんの個展“A WING AND A PRAYER”へ行って参りました。

I went to the solo exhibition "A WING AND A PRAYER" by Suzanne Ross, a lacquer artist who is also a Hanaume user.
かけがえのない能登、大好きだっ... かけがえのない能登、大好きだったご自宅の庭に震災が押し寄せる様子をレースや金箔、漆を使って表現。

She expresses irreplaceable Noto and the garden of her beloved home using lace, gold leaf and lacquer.
自分の足元で地面が割れる体験。... 自分の足元で地面が割れる体験。 
The ground cracked beneath her feet.
いろんなものがバラバラになって... いろんなものがバラバラになって、離れていくものもあれば実は繋がっていることもある。

She thinks that some things are fallen apart and become separated, while others actually remain connected.
自分ってなんだったのか?アイデ... 自分ってなんだったのか?アイデンティティも失ったように感じたけれど、失っていないものが3つ。
神様とのつながり、友人やお客様とのつながり、そして自分のこれまでの経験と培ってきた知恵。

When the disaster occurred, she thought, “Who am I? I feel like I have lost my identity, but there are three things I haven’t lost. They are my connections with God, the connection with my friends and customers, and my wisdom I have cultivated through my experiences.”
森のように一つ一つ立っている木... 森のように一つ一つ立っている木も根っこで繋がっている。

Like in a forest, each tree is standing alone but it is connected with other trees by its roots.
会場はギャラリートネリコ(金沢... 会場はギャラリートネリコ(金沢市池田町3-30)竪町パーキングお隣の白い建物です。

The venue is Gallery Toneriko (3-30 Ikeda-cho, Kanazawa City), the white building next to Tatemachi Parking.
 
 
 
 
あの地震が能登半島を襲った今年の元旦、漆芸家のスザーン・ロスさんは輪島の工房にいました。建物ごと揺さぶられる激しい揺れの中、柱にしがみついた自分の脚の間で床が真っ二つに割れていくのを見て、「地獄に落ちるのか」と思ったといいます。
地震の後に制作したロスさんの新作には、さまざまな感情が、そして祈りが、溢れています。作品の前に立ち、そのメッセージを受け取ってください。
〜ギャラリートネリコホームページより引用〜
 
On New Year's Day this year, when the earthquake struck the Noto Peninsula, lacquer artist Suzanne Ross was in her studio in Wajima. As the building shook violently, she saw the floor crack in half between her legs as she clung to a pillar, and wondered if she was going to hell.
Ross's new works, which she created after the earthquake, are filled with a variety of emotions and prayers. Stand in front of the works and take in their messages.
-Quoted from the Gallery Toneriko website- 
 
 
スザーンさんは縁あってはなうめを利用してくださっています。
病気があっても夢に向かって生きていけるということを、アートを通して伝えてゆきたいという思いから、この場でご紹介することも許可をいただいています。
 
We got to know Mrs. Ross at Hanaume by fate and we have been given 
permission to introduce to you her because we want to convey her thought through her art to you that it is possible to live and pursue your dreams even if you have an illness.
 
スザーンさんは1984年に来日して、輪島市三井で漆芸の制作活動をされていましたが、この1月に震災と健康が危ぶまれる体験をほぼ同時に体験しました。
最初はただ怖くて、忙しさで気を紛らわせていたけれど、そんな状況にも限界があり、勇気を出して自分自身に向き合ってみると、自分には絶対失われないものがあることに気づいたそうです。
 
Mrs. Ross came to Japan in 1984 and worked on creating lacquerware in Mitsui, Wajima City, but this January she experienced the earthquake and a health-threatening experience at almost the same time.
At first she was just scared and tried to distract herself by keeping busy, but she found that there was a last time that she could endure. When she finally mustered the courage to face herself, she realised there were some things she could never lose.
 
それが、神様とのつながり、友人やお客様とのつながり、そして自分のこれまでの経験と培ってきた知恵。 
 
They are her connection with God, her connections with friends and customers, and the wisdom She has cultivated through her past experiences.  
 
そして、そこまで追い詰められて初めて手を差し伸べてくれる人を頼ることができ、頼ってみたら助かるのは自分だけではなく、頼った相手も喜んでくれることに気づいたそうです。
 
And when she was driven into a corner, she was able to count on someone who was willing to lend a hand, and by doing so, she realized that not only herself, but the person who would help her turned to be happy.
 
言葉じゃないアートという形で、また言葉でも力強く表現するスザーンさんにきっと多くの方が力をもらえることと思いご紹介しました。
この機会、このご縁でぜひ作品とスザーンさんに会いに行ってみてください。
 
We introduce Suzanne in the belief that she will inspire many people through her non-wordly art and her powerful way of expressing herself through words.
Please have this great opportunity to see Suzanne and her work at TORINEKO.
 
 
 
Suzanne Ross Solo Exhibition “A WING AND A PRAYER”
2024.10.12(sat) 2024.10.20(sun)
11:00~18:00
※16日(水)定休日/日曜のみ12時30分開店/最終日は17時まで
 
 
スザーン・ロスさんについて
個展について
 
 
✳︎英訳はピアサポーターの久田さん
 Translated by Mrs. Hisada, a peer supporter!
 
 
 
 
 
 
#がん #がんサロン #自分のために自分でできること

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日ごろ使う食器

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日ごろ使う食器
 
虹をみた会は再発や進行がんを経験した方の時間。
 
先日、利用者さん同士で「最近、食器をよく落としてしまうんだよね」という話題で盛り上がった時がありました。
 
軽いということだけではなく、持った時にほんのちょっと指が引っかかるということもポイントだということが分かり、新しく買ったものもともと家にあったけどその視点で考えてみたら持ちやすいものいくつか持ってきてくださいました。
 
軽いことや割れにくいことも大事ですが、食洗器で洗えるとか、電子レンジで使えること、家族みんなで自然に使えることもポイントですよね。
 
山中漆器(×電子レンジ)
超軽量美濃焼食器
軽量食器Rinka
KINTO樹脂食器
ARAS
 
などで検索してみるといろいろ出てきます。
ショッピングモールに入っている食器やキッチングッズのお店にもいろいろ品ぞろえがあるようですので、気になる方はお買い物のついでに覗いてみてください。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
#がん #がんサロン #自分のために自分でできること #虹をみた会

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