そんなみんなで5月の風を感じる
5月
1日
色&色カフェ(いろいろかふぇ)は年に4回、絵画ボランティアの横山さんが準備してくださる下絵に色を重ねる時間。
今日のテーマは「窓を開けて5月を感じよう!」
この時間をなんと説明してよいのか悩みます。
大人の塗り絵?
といえばそうなのですが、それでは言葉が足りないのです。
横山さんご自身の「好き」(=絵画)が、はなうめという場やこの場を利用してくださるみなさん、スタッフとの関係の中で一つの作品になる。
という感じでしょうか。
色を塗ることに集中して、作品ができるので達成感が得られます。
それも言葉が足りない気がします。
参加者さんのことを想いながら毎回素敵な下絵とコンセプトを準備くださる横山さんがいて、
塗り方やコツを教わりながら、ちゃっかり仕上げを手伝ってもらったりして、
それでも毎回同じ下絵からオンリーワンの作品が仕上がる、とっておき感がたまらない時間です。
時々「いろいろやっててカルチャーセンターみたいだね」と言われることがあるのですが、それは違います。
ここでは文化を体験したり学ぶこと自体ではなく、
がんという共通の経験がある方と共に、その時間を過ごすことに、大きな意味があります。
今日も、仕上がった作品から5月の風が吹くのを、そんなみんなで感じることができる特別な時間だったのではないかなーと思っています。