血液検査の素朴な疑問
2月
20日
不定期に開催している所長によるDr.龍澤教室。
久しぶりに検査をテーマに開催しました。
・血液検査の結果を渡されるけど何の項目なのか全くわからない
・正常値から外れているけど先生は何も言ってくれない
・病院によって値が違う
・腫瘍マーカーが上がったのに何も言われなかった
・治療は終わったけど白血球が低いまま
など、日頃はなうめに来られる方からも、今日ご参加の方々からも同じような声があります。
所長から、例をあげながら、その時医師はどんなふうに感じでどう判断しているか?というお話があり、みなさんなるほど!と腑に落ちたようです。
ちなみに、正常値ではなく基準値で、正常化異常がというより、多くのひとがその値の中にあるだけで、もともと体質的に基準から外れても病気を発症しているわけではない場合もあります。
また、血液検査に限らず、画像などの複数の検査と合わせて何が起こっているか?を判断します。
定期的に検査をするのはその糸口を見つけるため。
患者の立場としては検査結果を知っておくことは大事だけれど、それを読み解くのは医師の仕事だと思っておくのが良さそうです。
また時々Dr.龍澤教室を開催したいと思いますので、テーマのリクエストお待ちしています!