心動かされること
7月
2日
ちょっと遅くなりましたが先日の虹を見た会のことを書きます。
現地参加が3人、オンライン参加が2人でした。
コロナ明けで3年ぶりのリアル参加で再会した2人もいました。
いつものように近況報告からスタート。
推しのミュージシャンや俳優がいる人は、数年ぶりにコンサートに行くことを計画していたり、推し活を通してSNSで知り合った人と一緒に創作活動をしていたり、外国の方ともコミュニケーションをとっている方もいます。
Wikipediaによると「推し」とは、「人に薦めたいと思うほどに好感を持っている人物のこと」なのだそうです。
近況報告でサラリと語られる推し活の話は、ご本人にとっては何気ない日常生活の一部なのかもしれませんが、「推し」に向けられたエネルギーには驚かされることがしばしばです。
「推し」とまではいかなくても、自分が好きなものや、最近思いもかけず自分が心を動かされたことを語ることは、今の自分自身を語ることでもあるように思います。
悲しくことやつらく忘れられないような出来事を経験しても、素敵だと思う人・ものが、その人に与えている影響は偉大で、その人の感性やものの見方、価値観を形作っているようにも思います。
虹を見た会は、他の人の話を聞いて、人の感性や感覚が本当に様々であることに気づいたり、自分が好きなことを語ることで、自分が自分であることを実感するような時間になっているのかもしれません。
ソーシャルワーカー 久村