仲村氏のＤＮＡ

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11月

17日

おじいとの話も終わり、てその場を立ち去ろうとしたとき、おじいの作った模型のサバニが目に入った。
衝撃的な瞬間だった。
この帆の形状は、仲村氏が作成したニヌハ２の帆の形状と同一のものだった。
仲村氏は目を見開いて動かない。
驚いている僕らに、おじいは言った。
「伊江島の帆は昔からこの形だよ」

仲村氏が何枚も描いたデザイン画から、考え抜かれた末にできたものがニヌハ２の帆だ。
ここまで酷似していることに、何か運命的なものを感じざるを得ない。
仲村氏のＤＮＡ配列に組み込まれた何かが、伊江島の帆を作らせたのだろう。

また会いに来ると約束し、フェリー乗り場へと向かった。

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yassybabyさんからコメント
投稿日 2006-11-17 15:40

何かのご縁がおじいの元へ皆を呼び寄せたんでしょうね！！
会うべくして出会ったはず！！
大切な知識残って欲しいね。

Mt.zakiさんからコメント
投稿日 2006-11-18 06:46

DNAに組み込まれた運命

sunukolynさんからコメント
投稿日 2006-11-20 02:04

ホント！！
そっくりって言うより、同じですね！

こうゆう瞬間って、人生で何度もないでしょうね。

Mt.zakiさんからコメント
投稿日 2006-11-20 19:42

遺伝子に組み込まれているとしか、思えないよ。

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