2008年に開発をはじめ2009年にリリースした電子投票。 当時はスマホがあったわけでもなく、いわゆるガラケーでQRコードを読み取る仕組み。 電波も3Gの時代。 https://jp.bloguru.com/furyou/5273/2009-01-30 しかし、基本的な機能は当時からフルに搭載されていた。 どこに売りに行っていいかわからない、そして全然売れないシステム。 研究と開発を続け赤字を積み重ねる地獄の日々は、実に10年! そのかいあって、「e投票」の利便性と安全性に世間はやっと気付き始めた。 僕が当初想定していた市場規模は、実はうれしい方向に大きくずれていた。 だから、僕らがある程度のシェアを獲得すれば、導入サイト数や、システム利用者数は、これから一桁二桁増加する事になる。 いや、そうするために長期間「バカにされながら」耐えて耐えてやってきた事業なのだから、ここで爆発させることは僕の人生の必然なのだ。 たいていの人は、スマホの操作画面を想像するだろうが、僕は選挙や総会を運営する側にとっていかに便利であるかという「業務」として見てきた。 それは、システム設計の構想段階から一貫している。 利用者にとっては、公正・安全であり、管理者でも投票内容を閲覧する事ができない無記名投票が担保されている事も重要だが、投票システムと言うのは実はローテクだ。 ただし、公表できるほどの多数の経験値の裏側には、数々の顧客要望への対応、イレギュラー処理への対応、様々なシステム環境の変化対応などの機能強化がふんだんに隠されている。 そのノウハウの蓄積は机上の設計では全くもって不可能だし、そもそもシステムの経験値は信頼性を表す指標なのだ。 そこが、僕らのアドバンテージだ。 やるよ。まだまだ。