Ferret装甲車不動の件で、予備検担当の工場から連絡が入った。 色々な種類のクルマを担当してきた所だけに、かなり調査が進んだようだ。 --------- 1の”OPERETING LEVER” はクラッチペダルとロッド&リンケージで繋がってます。ここまではクラッチペダルに連動して正常に動いてます。 これが23の ”SLEEVE RETAINING PLATE” を介して 22の ”BUSBAR OPERATING SLEEVE” を動かしてます。このあたりか、 もしくは、そこから繋がる 11 12 13 14 あたりが、外れてるか、損傷してるかという感じです。このあたりが1の ”LEVER” にまったく連動、反応しません。 それを確認するには、19の ”SPRING COVER” を外す必要があるんですが、その中に入ってる17 ”BUSBAR SPRING”のテンションがかなりあるので、 19 ”SPRING COVER” を外すところで手を休めました。17のスプリングは、線径が6㎜くらい、巻数7、自由長200㎜くらい、バイクのモノサスのリアショックのスプリング以上の バネレートはありそうです。 外したはいいが付かない事も考えられますので、そこは慎重に進めます。 ---------- 僕の勘では、このマシンはかなり丈夫にできているため、ここ以外に大きなトラブルは少ないのではないかと感じている。 しかしながら、このギヤ関係のトラブルがなぜ発生したかも気になるところだ。 現地エージェントが車両の構造を理解しないまま陸送したため、メモ書き等の指示が充分でなく、積み下ろしの際にトラブルが発生したものと考えられる。 今回は輸入代行業者が、車両の提案、車両の状態の報告を行っている以上、やはり無関係ではない。 この修理費用をだれが負担するかなど、最終的に問題解決までは道のりがあるが、今のところみんな一生懸命に問題解決に向かっているように感じる。 →5/3 輸入代行業者がわざわざ岩手から隠れ家に訪問して、状況の説明をしていただいた。 ネット上の付き合いから、一気に親近感が持てた瞬間だった。 おそらく、問題解決は近い! 【フェレット装甲車】
投稿日 2012-04-30 14:42
ワオ!と言っているユーザー