もともと、「家守り」または「屋守り」と書かれ、見かけると幸運や良縁を運び込んでくれるとされている存在。 ユーモラスな見た目も、フレンドリーな感じがする。 実は今年の夏に、我が家にも出現した。 夜にキッチンの窓と網戸の間にいたのを、網戸の外に逃がしてあげようとして失敗。 部屋の中に入ってきてしまった! すぐに冷蔵庫の隙間に隠れ、そのまま行方不明に。 家内は、(ホウ酸団子をかじったら危ないね)と、あちこちラップで包んで回る始末・・・。 数日経って、たまたま玄関の植木鉢のところにいるのを見つけ、ようやく外に出してあげられた。 竹富島に泊まったときのこと。「夜にはやもりが出ます。鳴くんですよ。」 宿の奥さんからそう聞き、窓辺を明るくして楽しみに待った ・・・・・ でも現れず声も聴けずじまい。 いつか声を聴いてみたいと、ずっと思っている。