ハルのブログ

人間が人間を、こんなにも簡単に殺すものかと、吐き気を覚える暇も無いほどの映画だった。 ショパンの夜想曲第20番遺作が心にしみ入る。さらにドイツ人将校の前で、やるせなさと怒りを込めて弾くバラード第1番。
ラジオ局で弾くピアノ、どこのメーカーかな？・ググってしまった。AUGUST FORESTER だった。将校の前でのピアノは PERZINA。最後のオーケストラでは想像通り、STEINWAY&SONS。
残忍な映画だったけど、観て良かった。

ハルさん、昨日フランスから届いたよ。って渡されたのは、リトル・クラウド社のKagoo2のサイズ18。ミニウイングのジャンル。前回は同じ機体のサイズ違い20を試乗した。楽しかった。でもこの更に小さい18は、もっと楽しいだろう、と期待。 テイクオフ時、みなさんはパラをきれ～いに広げてセッティング。僕の機体はと言えば、リーディングエッジの何処でもいいから１m開いていればほぼオッケー。案の定、さらりと上がって来た。しかしその後、翼面積が小さい分、シャープな加速を心がけ揚力の発生を促す。空中に出た！・・お～？！ 翼面荷重が大きい分、翼の堅さを感じる（イイ感じ）。そしてなによりも大きな特長は、シャープなハンドリングだ！スピードだ、これだよ、これ！これがリトル・クラウド社のトム君のセッティングだよ。ミニウイングだってソアリング出来るデ～、しかも機敏に。他の人の倍以上は回すけどね、それが楽しい。ルン。 サーマルをビンゴして高度＋400mゲット、Cooのテイクオフ上空への移動もスムーズ。しかしアクセルラインが外れた事を直すのに苦戦。高度をロス。（撮影：ピョンちゃん） サーマルをカツン！と感じたら、さっと旋回に入れる・・ハイバンク・・ハイバンクにしてもスピードが有るから揚力を得られる、イイ感じ、気持ちいイ～イ。・・さて、足元に見えるランディングに集中するヨ。次の用事が待っているからネ。 次の用事とは、クロカンで飛んでいった連中を回収する車の運転手。今日は予想に反して、意外に渋かった、てサ。クロカン飛行の上手い連中でも、100kmは越えられず、35kmあたりの茂木にランディング。 お嬢さんも気象条件をしっかり乗りこなし、道の駅茂木で、名物とちおとめアイス。 距離は伸びなかったけど、力を出し切った事に満足。アイスがうまい。ルン。

銀座四丁目交差点。時間は19時。１年前ごろに来た時と、様子が違う。外国人観光客の姿が消えた。全く違う。でも経済活動人にはすまないが、この方が気分良し！ 書道展も閑古鳥。クラブ員は高齢者が多いため、外出を控えている様だ。 いいんじゃない？ 書道に詳しい人、いわく・・沈みしの「し」にゆらぎが出ている、と。・・ふ～ん、そう言われて見れば、確かに揺れている。 写真の上の書と、下の書は同じ人の作品。この人の書、ボク好きだな。 心が、す～っと伸びてくる。 力強いネ。元気をもらいたい時にはいいけど、ゆったりくつろぎたい時にはチョットね。 この作品、すごいね！よほどの下手か、よほどの自信持ちか？・・作者をを知って、納得。ルン。

「間垣」って言うんだそうな。海からの季節風よけ。 能登半島に入ってから気づいたけど、お墓がそこら中に点在する。屋敷周りの横とか、田んぼの隅っことか、農道の脇とか、に。ご先祖様と遺族の距離が近いナ。この地区、墓地法の墓地条件ってどうなっているんだろう？？ この滝、夏には滑り台になるんだって。楽しそう、オイラも滑ってみたいナ。海パンだとおケツが破れちゃうから、ジーンズ短パンで滑るのが良さそうね。ヘルメットも要るなぁ。 この上大沢地区の間垣は見事。 夕陽がとりわけ美しいと言う、ぞうぞう鼻から輪島へ向かう。 朝市が終わってしまった午後１時過ぎの輪島朝市通り。また来るネ。

短い飾り気の無い門前町を行くと、この門に出会う。山門へ続くゆるい登り道が延びている。 山門手前で、この「おそうじ小僧」さんがお迎え下さる。立て看板によると・・禅宗では座禅の次に大切な修行は作務（さむ＝境内の清掃など）、心の塵や悩みを払ってくれる、ってサ。 山門。総欅（けやき）造り。昭和7年(1919年)完成。 向かって左が法堂、右が仏殿。只今工事中。 仏殿には御本尊の釈迦牟尼如来、右に大権修理菩薩、左に達磨大師。 法堂では、ちょうどお彼岸の法要が行われていた。大僧正、その他の僧侶、小僧さんの動きがとても興味深く、まさにマスゲームの様。１時間以上は同席していたかな。良いものを見せて頂きました。

本堂。この本堂は1614年加賀藩３代藩主前田利常の帰依により建立された。 この様な石が「さざれ石」＝国歌君が代にも詠まれた。

このお寺の開山は、1294年日蓮聖人の弟子、日像聖人が佐渡から京都に向かう道中に立ち寄ったのが、始まりだそうです。 社務所の先の風景。 二王門。1625年建立。その向こうに五重塔が見える。 吽行 国指定重要文化財の五重塔。この妙成寺のシンボルだ。1618年建立。青い空にスクッと聳える。 釈迦堂。1686年建立。 ５mの釈迦牟尼仏。1686年建立。

総門前の駐車場に近い所に、このお店が有った。 気になるメニューは、右のふたつ・・氷見糸うどん、白い麹ぜんざい白雪姫。氷見糸うどんは、日本三大手延べうどんだそうな・・これは想像が付く。白い麹ぜんざい・・想像が付かない、で・・ 注文した。白玉は特別変わった所ナシ。しかし白い麹ぜんざい、これがイイ！もっちろとした、お餅を思わせる・何だ？そしてほのかに奥の方で麹の香りと味がする。甘みは控えめ。塩昆布をチッと口に入れて、味の仕切り直し。再度この瑞龍寺に来たら、これもう一と頂く事間違いなし。お店の上品なおばさまに訊ねた・これお宅のオリジナル？て。答えは「はい！当店だけのものです！」って。 白い麹ぜんざいに満足し、次に向かった先は、高岡大仏。まっ、こんなもん。特に感動なし。

回廊。 大庫裏の中には、炊事場がある。大きいね！ 回廊に吊された、木魚。 法堂の裏には茶室があった。 山門横から見た、仏殿、その奥が法堂。この芝が綠に被われた頃に、再訪したいものだ。 山門の金剛力士像。 この瑞龍寺の配置図。総門から法堂までを一直線に配し、左右に禅堂と大庫裏を置き、回廊で結ぶ。

曹洞宗高岡山瑞龍寺は、新幹線新高岡駅と高岡駅の中間に有った。到着したのは12時半。静かだ。このお寺、中国の寺院建築を模して建てられ、総門・山門・仏殿・法堂を一直線に配し、左右に禅堂と大庫裏を置き、回廊で結ぶ、七堂伽藍だ。加賀二代藩主前田利長を弔うために、三代藩主前田利常が、正保年間(1645~1648)から約20年を要して、1663年に建立された。総門越に山門を見たところ。 山門（国宝）1645年建立されたが1746年消失。現存の山門は1820年再建。左右に金剛力士像、楼上には釈迦如来、十六羅漢をまつる。この砂利の広場が、何とも凛として気持ちがいい。 法堂から手前仏殿、向こう山門を見たところ。この広場は芝生。4月になれば全面見事な綠の広場になる、はず。仏殿を中心に、ぐるり周囲を回路が巡らされている。 仏殿（国宝）。重い屋根（46ﾄﾝ）を保持する柱や梁などは高い建築技術で工夫がほどこされ、須弥壇の近くには柱がない。スッキリとし、ご本尊を拝める。ご本尊は中国明時代(1368～1644年）の釈迦・文殊・普賢の三尊だ。ご本尊の背後の板は、通常は立板を貼るけど、ここでは横板だ。西方浄土の光を表現しているんだ、と。 法堂（国宝）総桧造り。 法堂の廊下は、素人のボクでも、その素晴らしさが伝わって来る。 法堂の右側には、この勇ましい明王がまつられている。（この写真は禅堂横にあったレプリカ）この明王は「うすさま明王」。等身120cm。東司（とうじ）＝トイレ。下の仏様。安産の仏様。 法堂横には、五つの石廟が並ぶ。手前から前田利長（加賀二代藩主）、前田利家（一代藩主）、織田信長、織田信長側室、織田信忠（信長息子）。この瑞龍寺建立の前田利常のお墓は、ここから800mの所にある。

屏東駅。やっぱり！ここでもこんな姿で街を歩いている。ボクは嫌いだな。物事にはTPOってあるでしょう？お化粧はお家でして来て下さ～い。舞台裏は見せないで！ これらの漢字の右側に、何やら書いてある・・・ふりがなです。最近知った事。ふりがながあるのね！

クッキーとお茶を出す店が多い。お茶と言っても珈琲ではなく、中国茶だ。何種類もの中国茶がある。日本の緑茶よりも興味がわく。 夜間の営業は大体、21時には閉店だ。昼間に過ごす場所のようだ。 これはまだ改装されない一画。

とっても目立つこのピンクのパンダ。食べ物を宅配するバイク達です。台湾は結構外食する人が多い。その食堂店から自宅に食べ物を宅配するサービスだ。飲食店の出前代行サービス業だね。日本では「Uber EATS」や「出前館」などがあるようだね。 どんなシステムかは知らないが、このパンダのお兄さん達は、出来上がった食べ物をこのピンクの箱に入れ、スマホに配達宅を入力し、サッと走り出す。 食堂入り口のこのステッカーが貼ってある。夕方になると結構頻繁に、このピンク色の箱を付けたバイクを見掛ける。 ガソリンスタンド。レギュラー＝27.6元＝110円
ガソリンスタンドは加油と書きます。頑張れ！も加油（チャーヨ！）って言います。 マクドナルドの社員募集ポスター。時給158元＝630円 屏東駅から南伸びる台湾国鉄の線路壁に描かれた落書き。 ここまで来れば、とても落書きとは言えないなぁ。見事。

家庭ゴミ収集は夜。乙女の祈りの曲を流しながら、ゴミ収集車がやって来る。その車に向かってゴミ袋を持った人々が小走りで集まる。この夜間収集だと、悪臭やカラス被害もない。福岡市でも夜間収集と聞く。それにしても乙女の祈りの作曲者（バダジェフスカ＝ポーランド）は、こんな状況に使われるとは、と驚いている？ 台湾にもコンビニの7&11がある。ファミリーマートもある。24時間営業だ。 新しいお店にはイートインも可能だ。このイートインの利用度は日本よりも高い様に感じる。 アイスも日本的。 日式（日本式）のラーメンは、ここ数年うなぎ登りに大人気。59元（230円）でラーメン食べ放題！・・ホント？ 屏東（ピントン）には国立大学もあります。 国道１号線の始点は台北。ここまで400km。台湾の国道番号は、奇数は南北線、偶数は東西線だよ。

タイヤに空気を入れなおし、冬用ロードバイク服を取りだし、漕ぎ出したよ！でも右膝が痛いからゆっくりネ。出てみて驚いた、この菜の花の見事さ。イイね！ 久々のロードバイク、お尻が痛い、ペダル固定の靴がなじまない、背中の荷物が違和感あり、路面から反発衝撃が固いな、あ～ぁ南風、向かい風。アウターで漕げない。インナーに入れて漕ぐけど、以前のスピードがない。ヘロ。でも漕ぎ出した！オイラ、偉いぞ！　山中鹿之助が微笑んでいる。

チェックマーカー、あった！この文字を後で通過監視員に報告せねばならぬ。カメラでパチリ。 下りながらも、指定ルートに乗っているか、地形を意識しながら行く。 ゴール、もうすぐ！オイラはこの沢を渡る手前でルートミス＝15分ロス。 どうにか完走！しかし制限時間28分オーバー。ヘロ。両足の太股ハムスト筋がとても疲労している。でもとても楽しかった！スタッフの皆様、ありがとうございました！ 終了！さあ次は温泉、温泉、ルン。（撮影：当イベント企画者佐々山さま）

集合地に前夜に到着＆車中泊。朝6時半、まだ車に朝日が届かない。気温マイナス３℃。 道路は昨夕の雨で凍っている。 とれとれ初心者と言えども、みな、MTB（マウンテンバイク）の経験は豊かだ。バイクも最新式のものが多い。僕のバイクを見て、その旧式に感心されたくらい。僕のは重い、彼らの軽い。 昨日は東京も雪が舞った。ここ群馬県吾妻郡山中は積雪だ。落ち葉に積もった雪・・とても登りにくい。さすがの赤シャツも漕ぎ登れる坂道､「押し」になった。 オイラもガマンしてガマンして押し上げる。しかし地面ばかり見て頑張っていると、チェックマーカーやルートを見過ごす。顔を上げなくちゃ！ 「赤シャツ､喜び、庭駆け回る・・・」 オイラはヘロ、ですぅ。でも気分は良し！ チェックマーカー近くに皆さん集まってしまった。チェックのマークが見つからない。地図と読んで場所の確認だ。ここはみんなで協力。しかし体力の無いオイラは、地図を読む余裕がない・・。しかし体力がないからみんなに置いて行かれた。結局自分で地図を読まねばならなくなる、山中迷子になるから､真剣だ。

タカノフード(茨城県小美玉市)のHPより。タカノフードは生産量日本一！

47歳で散った伝説のミュージカル女優、ジュディ・ガーランドの苦悩の最晩年に焦点を当てた映画。ジュディを演じるのはオスカー女優のレネー・セルヴィガーだ。「ブリジッド・ジョーンズの日記」で僕はこのセルヴィガーが好きだ。今回のジュディ役、素晴らしい！　セルヴィガーの、いつものあのおどおどした表情演技が好きだ。他の作品「シカゴ･2002年」「コールドマウンテン･2003年」を観たくなった。

前菜盛り合わせ。カクテルグラスはカリフラワーのムース。 カボチャのスープ。・・これ、好き。フランスパンも付いている。 メインディッシュ。サーロインステーキ。予想外に大きかった。肉はチト、筋があったけど、この値段だから充分許せる。 デザート盛り合わせ。どれもイケた。これに珈琲付き。・・満足！＆お腹いっぱい！

この５人が往生際の悪い面々ですぅ。 下り歩き10分でテイクオフへ。 うんと先にサーマルが有るけど、そこまで届くか？・・エ～イ行け～！ 僕も行く！今日の機体は、１週間前に日本上陸の、リトル・クラウド社（フランス）のKagoo-2（カグー２）を試乗。（写真：ソラトピアHPより拝借） 飛ぶ僕を、上空からM女史に撮られた。 翼の形状は、一見いたってシンプル。しかしこの性能は何故だ？エアーインテークにも秘密がありそうだ。ミニウイングなのにソアリングもしっかり出来る。しかもキビキビと楽しく。周囲の機体よ、初級機っぽい形状の、この小雲マークのKagoo-2、あなどるなよ！ ライザーも簡単。ラインの本数が少なく＆総延長は極めて短い＝抵抗が少ない。だからか？このスピード感。先日もこの試乗機Kagoo-2で、サクッと筑波山往復して来たヤツもいる。 このカグー２・・イイね！軽四輪車のスポーツカーみたい（乗った事ないけど）。とても気持ちいハンドリングだ。・・欲しいね！

土曜日の今朝、いつもよりも多いMTB愛好者が集まって来た。しかも皆、若い。 自転車もほとんどが「ニイナナゴ」だ。ニイナナゴって言うのは、タイヤホイースのサイズが、2.75インチの事。僕や赤シャツのは従来からの2.60だ。赤シャツ（彼も2.75を持っている）いわく、ニイナナゴだと、日本のシングルは楽に走れ過ぎる、ニイロクの方が難しくて面白い、ってさ。 赤シャツ、涼しい顔で登って来た。オイラはゼーゼーの限界近くヨ。ヘロ。さあ、ここからMTBの醍醐味、シングルのバーム下りだ。 タノシ～！・・って高速でバーム（U字状の山道を道の頂点から谷底へを繰り返しジグザグに下る）を下って来る。 オイラも照れて、舌を出して、ヒョ～。おいおい舌を咬むゾ。 快適なバーム道に倒木が横倒し。それをどける。 そしてまた下る。

今や僕の遊び仲間内では「１ウナ、２ウナ、0.5ウナ」なる「ウナ」と言う通貨単位が存在する。その基はこの店の上うな重である。今年2月から100円上がって、１ウナ＝4,800円だ。左側列のうなぎは2段重ねであ～る。 予定通り、鰻が釣れた。「健ちゃん」は「最近小食でね」と言って2,600円のうな丼、オイラは朝ご飯ヌキでやって来た。１ウナ4,800円の上うな重。悪いの～、健ちゃん。ルン。実は釣れた鰻よりもえさ代の方が高かった。

東名高速道路のSA（サービス・エリア）のお手洗いに入った。驚いた！ひどく！場所を間違えたかと思ったほど。美術館でも入ったかた思った。モダンアートのオブジェが並んでいるの？・・で、アンタ、これで落ち着いて出来る？オイラはダメだな。 正面視線の向こうにはししおどしが・・カッコ～ン、だって。オイラは禅の修行僧よろしく、壁に正対して事を成し遂げたい！ 大きい方のトイレも、こんな無機質は感じ。 ここ？ここは東名高速道路刈谷SA上り線。あのトイレ「デラックストイレは22:00で閉門します」だってさ。別にデラックスでなくて良いよ。

ここは東名高速道路の刈谷SA。食堂が並ぶ。この中京地区の名物でオイラの好物、味噌カツが僕を呼んでいる。けど、旅が終わるから食糧箱と冷蔵庫を整理。タマネギ、キャベツ、豚肉を炒める。車外でね。今夜は暖かい。車外で調理をしても苦にならない。 でけた！ブロッコリーは蒸し過ぎた。野菜＆豚肉は味が濃すぎた。白ワインはグラス２杯で終了。マヨネーズは知人の「松田さん」推薦の、松田のマヨネーズ。このマヨネーズ、高いけど確かに美味しいのだ。炭水化物なし。数日前の仲間との食べ歩き３泊で増加した３kgを落とさねば！3kgだよ！ 上の写真と同じだよ。でも天地を逆にした、こっちが落ち着いて見られる、上の写真は何か居心地が悪い、僕は。どお？

泊まり場所は明るい内に探すに限る。萩城趾の小径をうねうねと行く。進入禁止の札も無い、ドンドン進んだら、こんな絶好地に出た。 誰も居ない。 目の前は海。お城の石垣が何ともイイ感じ。 18時15分。西の空が染まった。僕は只今、晩ご飯の酒粕入り豚汁を作っている最中。今夜の星空が楽しみ（実際には萩市街地の灯りが邪魔でいまいち星空だった）。

吉田松陰（1830～1859年）を祀る神社。この境内に松下村塾や松陰（杉家から吉田家に養子に出た）の生家、杉家がある。 吉田松陰歴史館の中。ロウ人形がリアル。 吉田松陰。彼は顔が長いのね。松陰は30歳の若さで斬刑された。京の御所と通じた事、老中暗殺計画など幕府にとっての危険人物という事で。これらの事を幕府側に伝える程の、人間を絶対的に信用し、自分の思いは必ず届くと言う、松陰流の結末だ。 松下村塾。松陰の生家は貧しい下級武士。しかし父は勉学好き、叔父の玉木文之進が八畳一間の私塾を開き、松下村塾と名付けた。松陰少年も入門。 松陰神社本殿

夕方の５時。土曜日だというのに観光客が見当たらない。地元人も歩いていない。小雨のせい？新型コロナのせい？ 津和野カトリック教会・神父館。明治元年から６年間、長崎の「浦上四番崩れ」で捕らえられたキリスト教徒153人が津和野近くの乙女峠のお寺に幽閉され37人が殉教した。キリシタン弾圧殉教者を讃えるために建てられた。 老中宅前。 藩の勉強所、藩校養老館。 津和野は鯉の街でもある。 凛とした通り。さて、僕は萩に向かう。 殿町の和菓子屋で、このお菓子を買い求めた。さて？お味は？

友達のある人が、郵便ポストの四角いのは嫌いだ、って言った。それからポストの形状が気になるようになった。確かに、この昔ながらの丸いのっぽの郵便ポストは、イイ感じ。ホットするね。津和野市街地のポストは全部、これだったヨ。 安野光雅・・知らんかった。しかし作品を見て、あ～この絵。って思った。安野だって読み方を知らんかった。アンノミツマサ。ここ津和野は彼の出身地。 アンノの強い希望は、昭和の時代を思い出させる建物。 僕がアンノミツマサを知らなくても、記憶に有る絵は、絵本に登場する人物だ。さんすうの絵本なんか、面白い。残念ながら絵本人物の絵はがきが売られていなかった。

林太郎の墓標の右側には、両親の墓標もある。 遺言の「余ハ石見人森林太郎トシテ死セント欲ス」の通り「森林太郎の墓」だけ。左側に没した日にちのみ刻まれ、墓標の裏にも右側にも何もなし。記念館で見た、軍医最高位時の集合写真にも、周囲の軍医達がきらびやかに勲章を沢山付けているのに、森林太郎は首に小さな記章を１個だけ。彼の性格を表す一枚の写真かな？と見入った。 津和野には立派なキリスト教会がある。これには江戸時代のキリシタン弾圧、殉教の歴史がある。そんな事から、この津和野永明寺には、キリスト教信者の墓碑もある。 大谷家だけが何故、この永明寺に祀られているのかな～ぁ。他の信者は？　　僕はまだ「乙女峠マリア聖堂」「カトリック津和野教会」に行っていない。

一台も停まっていない駐車場。 迎えてくれるのは、森鷗外ご本人。 立派な建物だ。 600円の入館料。観覧者は誰も居ない。結局僕は2時間半居た。その間50歳代カップル１組だけ。今日は土曜日だよね？
展示品、とても勉強になった。鷗外の事もさることながら、江戸時代から明治への近代国家を目指した「日本国」の行政システムの変化が興味深かった。 館内展示品の撮影は禁止（当然か）。鷗外が生きた時代を象徴するような松の根だね。林太郎が勉学に通った養老館の道中、常磐橋の袂に有った老木。通学道中、林太郎はこの松を触っていたと言う。以来この松に触ると頭が良くなる、という逸話が生まれた。 記念館横にある鷗外旧宅。 沈丁花が真っ盛り。イイ香り。 コタツが生活感あり。僕の生家もこんなコタツだったナ。森林太郎は10歳でここから瀬戸内海から太平洋を進む船で東京へ出た。そして12歳の時、14歳から入学出来る「第１医学学校（現東京大学医学部）」に年齢詐称で入学した。