萩にもう一泊

3月

1日

泊まり場所は明るい内に探すに限る。萩城趾の小径をうねうねと行く。進入禁止の札も無い、ドンドン進んだら、こんな絶好地に出た。

誰も居ない。

目の前は海。お城の石垣が何ともイイ感じ。

18時15分。西の空が染まった。僕は只今、晩ご飯の酒粕入り豚汁を作っている最中。今夜の星空が楽しみ（実際には萩市街地の灯りが邪魔でいまいち星空だった）。

2020年3月1日（日）松陰神社の後、なんとなくボ～ッとしてしまった。明治維新という時代を担った、松下村塾の若者達、いや、全国の皆が新しい世界を切り開くために奮迅の命を賭けての努力をした訳だ。それを真剣に考え、僕は疲れた。お風呂に行こう、長門方面に移動しようか考えて、結局どちらもナシ。となれば泊まる場所を決めねばならぬ。萩市内でも昨晩と同じでは芸が無い。