インテル ラピッド・ストレージの劣化HDD交換方法(備忘録)
7月
31日
自作して4年余り経ったメインPCのRAID1構成のHDDの一つが劣化したという警告レポートが表示された。
何回かインテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー・エンタープライズユティリティで正常化リセットを行なったが暫くするとまた同じく劣化で交換を促すメッセージが出たのでほんとに寿命がきたようなので交換することにした。
メインPCのRAID1のHDDの劣化によるHDD交換は今回で2度目となるがHDDは所詮消耗品なので同サイズの予備を持っていて良かったと思った。
ただ、RAID1のHDDを間違って交換するとデータを飛ばしてしまいとんでもないことになるので作業は慎重に行なう必要がある。
今後のため作業手順を備忘録として残しておきたいと思う。
【手順】
1.壊れたRAID1は片肺運用であるがまず念のためデータのバックアップを行なう。
バックアップはOSのバックアップツールではなく「Disk2vhd」の最新バージョンを使って行なう。
OS標準のバックアップツールを使わないのは仮想ディスクイメージだとマウントで通常の物理ディスクと同じようにデータの読み書きが出来るので便利なためである。
2.壊れた物理HDDを特定する。
3.HDD交換をする。
4.再起動時RAID構成BIOSユティリティを実行してRAIDボリュームに交換したHDDを組み込む設定をする。
新しいHDDを構成に加える設定のみをしてRAID構成BIOSユティリティを終了して起動を続行する。
5.以降はPC使用中に自動Rebuildされるので完了すれば再構成後のRAID1ボリュームるは正常状態となる。