梅雨の雨の降る何もない日です。
距離は700mから800mくらいはあると思います。
【撮影データ】
Sony ILCE-7M2+SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sports
2017/06/21 12:21:01
SS1/1250 F6.3 ISO800
露出補正 0
焦点距離 600mm
元画像等倍切り出し画像ですがフェンスの金網の目や木々の葉の1枚1枚がくっきり写っています。
SIGMAマウントコンバーターMC-11の新しいファームウェアーがリリースされたのでアップデートをしSONY α7II+MC-11+SIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sportsの組み合わせで600mm超望遠端でのAFテストを行ないました。
そして、その写りにびっくり。
超望遠ズームレンズSIGMA 150-600mm F5-6.3 DG OS HSM Sportsは、Canon一眼レフEOS 7D Mark IIと組み合せてよく使うのですが望遠端でのAF精度になかなか満足がいかず最近AFピント補正を行なってやっとまともに望遠端のピント精度が出るようになったと思ったのですがレフ機とミラーレス機のAFピント合焦の機構の違いでこんなにもシャープに写るものかとその差を初めて知りました。
レフ機のAFはサブミラーから取り込んだ画像で位相差方式でピントを合わせますが実際撮影する画像センサーの像面ではなくピントのズレを論理的にレンズに対して行ないます。
つまり、AF時にピントの合焦を判断したのはAFセンサーであって実際に写真を撮る撮像子ではないので機械的にピントのズレが生じることがありその調整をメーカーで行なったり最近のカメラはボディ側の機能のレンズ補正で行なって精度を調整します。
しかし、ミラーレス機の場合は実際に撮影する撮像子の像面で行なうのでAF時ピントが合っていなければ合うように調整します。
従って、AF合焦を確認したセンサーで撮影した画像ですからAF機能が正しく動作していればピントばっちりの写真が撮れるわけです。
被写体が動かないか動きが遅い場合はミラーレス機の遅いAF機能で追従できますが動きの速い被写体にはレフ機でないと追従できないというのが今までの通説でした。
しかし、最近のミラーレス機は像面位相差やコントラスト方式でも処理の高速化や効率的なアルゴリズムの採用で動きの速い被写体でも追従できるようになってきました。
これからはミラーレス機がどんな被写体においてもレフ機に取って代わる時代になるのでしょうか?
私はそうなるとしても動体撮影においてはまだまだトータルではレフ機の方が優位だと思っていますが技術の進歩には目が離せません。
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投稿日 2017-07-09 07:08
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2017-07-11 03:04
ワオ!と言っているユーザー