レンズの実焦点距離は同じなのでボケの差は殆ど無いということ。
この比較写真は物理的にはほぼ同じ場所から撮った(被写体までの距離がほぼ一緒)ものですがカメラの撮像子のサイズや解像度の違いから被写体のマツバボタンの花は同じ画像の大きさで撮れたわけではありません。
比較のため小さい方の画像にもう片方の画像を縮小して同じ大きさになるように調整しました。
ピント位置も厳密には同じではないのでピント面の前後のボケも微妙に違うと思います。
レンズは同じで望遠端の焦点距離600mmで撮ったのも同じですが片方は撮像子がAPS-Cなので35mm換算焦点距離は960mm相当となり画角は違います。
本来レンズのボケは焦点距離が長くなるほどボケ量が大きくなるのですがレンズの物理的な焦点距離は同じなので実際のボケは600mmと35mm換算960mmという焦点長の違いは殆どありません。
ボケ量はあくまでもレンズの物理的焦点距離によって違うのであって35mm換算でいう焦点距離ではないことを認識しておく必要があります。
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