小熊さんが一杯
5月
17日
昨日、家の田植えが終わりました。1日で植えられる面積ですがしんどいので2年ほど前から2日に分けて作業していましたが親戚の田植え機が大型になり2日もかけるのは効率が悪いので1日で作業したので苗運びなどの下動きが忙しく体に堪えました。
以前は、家族で全ての作業を行っていましたが両親が歳で農作業を辞めてからは、田植えと稲刈りは、親戚の大型機械でお願いするようになり今日に至っていますが一人で1haの面積は結構大変です。
私が子供の頃は、今のように機械化されておらず年中大人は農作業に明け暮れていましたがそれでも2ha近くの耕作地で十分生計は立ち冠婚葬祭や家の新築まで全部賄えていたのですが機械化が進むにつれ専業農家から一種兼業農家、そして二種兼業農家まで農業比率が下がり今や人件費は勿論のこと農機具を更新する費用さえも稼げない最悪の農業環境となってしまいました。日本の農業のほとんどはますます廃れますね。
これだけ毎年農業政策が変わると誰も将来を見据えて長期的に取り組もうなどと考えません。ここのところ大臣が変わったり政権が変わったりで毎年何らかの制度変更があり農家はその影響を受けますが大枠の指示は早くに出ますが具体的な決定は何時も農作業に掛かってからの後手後手です。これで一体どうしろというのかと行政との説明会では紛糾です。だって、説明に来る役場の職員ですらまだ上が決まらないので今は具体的に説明できないという始末ですから・・・
ところで、今回の写真は、かかりつけの医者へ久し振りに行きましたがそこの花壇に咲いていたパンジーの一種です。小熊の可愛い顔が沢山並んでいるように見えました。