数押しゃ撮れる

良く写ってますね。ローパスフィルターレスや撮像素子込みの交換方式など他社にはないメリットを追求した機種です。
しかし、各メーカーもミラーレスを開発し それぞれの規格でアダプタを使って殆どのオールドレンズも使えるようになって来ました。日進月歩の世界ですのでリーコーも転換が必要になったのでしょう。
マニュアル操作でのピント精度向上には電子ビューファインダーが必須でしょうし、パナソニックも遂に採用してきましたが、自社のペンタックスの持つボディー内ブレ防止機構の採用が必要となるでしょうね。

EOS MでもミノルタのMD ROKKORはマウント変換アダプターで使っています。
しかし、GXRの使い勝手には到底及ばずもっぱらオールドレンズはGXR+MOUNT A12ばかりで使っています。
GXR+MOUNT A12はライカMマウント仕様という他社のマウントを使った珍しいカメラですがそのかわり世界的愛好者の多いライカマウントレンズのことをよく研究されていて広角系で後ろ玉の出たレンズでも周辺の色かぶりが出ないよううまくセンサーも特化させたような仕様でよく考えられています。
ただ残念なのはGXR+MOUNT A12はセンサーサイズがAPS-Cで35mmフィルムカメラ用のライカレンズ本来の画角で使えないのですよね。
Voigtlander ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 ASPHERICAL IIという素晴らしい超広角レンズを本来の画角で使ってみたいのですがその環境がありません。
MOUNT A12は1200万画素ですがEOS Mの1800万画素ならAPS-Cでも素晴らしい写真が撮れるのではないかと期待しましたが周辺の色かぶりがひどく使い物になりませんでした。この時点で改めてMOUNT A12の凄さを知りました。
最近SONYがフルサイズミラーレスを2機種出しました。α7とα7Rですがα7RはMOUNT A12のように撮像子の周辺のレンズをシフトさせたりして集光能力を高めた仕様になっていてオールドレンズを本来の画角で使用できるボディと期待しましたが28mm程度でも周辺で色かぶりが出ている実際例を見てがっかりしました。価格はGXR+MOUNT A12の4倍位するのに到底及びません。
そういうこともあり当分フルサイズでオールドレンズが使えるボディーは出ないと思いGXRのボディの予備機を購入した次第です。
パナもSONYもオールドレンズを意識した機種を出してきましたのでメーカーもオールドレンズを意識している機運は出てきているようですが。
自社マウントに特化していますが最近出たNIKONのDfも懐古的な面を持っていますよね。ニコンマウントはフランジバックが他社マウントより長いというまずい仕様でマウントアダプターを介して他社マウントレンズを使うということは不向きなんですよね（焦点を変更するレンズを入れたマウント変換アダプターはあることはあります。でも、その分画質は落ちますよね。）。