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New PC(8)

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New PC(8)
New PCを本格的に使い出して1週間余り経ちました。
今までのWindows XPベースのPCと違い起動も終了も格段に速く快適この上ありません。また、どのアプリもストレスなく十分な速さのレスポンスで何をしても気持ち良いです。
現在のところの問題点は10年前のスキャナーのWindows 7 64bit版のドライバーソフトをメーカーが対応しないため他のPCで作業が必要ということだけです。しかし、この点は今迄も殆どの場合メイン機以外のPCに繋いでいたのでその環境を継続すれば何とかなります。
と、いうことでほぼ期待通りのNew PCが出来上がりました。

そこで気になるのがWindowsのエクスペリエンス インデックスのスコアーです。

写真下はエクスペリエンス インデックスを計測した結果です。これほどまでとは思いませんでした。
まず、CPU、メモリーに関してはほぼ完璧です。グラフィックスについてはゲームはしないので中クラスのグラフィックボードにしましたがそれでもスコアーは7.3と優秀な値です。唯一、ハードディスクが5.9と一般的な値だと思いますがこれは敢えて時流のSSDを使用しなかったので妥当な値だと思います。でも、CPU処理が速くなった分ディレクトリー処理も速くストライピング(RAID0)を止めてミラーリング(RAID1)にしたにもかかわらずハードディスク容量が2倍にもなっているのに体感的なディスクI/Oは速く前機よりレスポンスを速く感じます。

New PCのCPUは6 core でハイパースレッディング・テクノロジー (Hyper-Threading Technology、HT、HTT)対応なので見かけのスレッドは12個となります。同時に実行できるプログラム数に余裕がありますのでプログラムを多数起動しても切り替えや個々の実行が大変スムースです。前機はIntel Core2 Quad Processor Q9650でしたのでHTTは未対応で最大で4スレッドしかありませんでした。

コメントに続きます。
#PC #テクノロジー #ネット

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ProDriver
ProDriverさんからコメント
投稿日 2013-01-15 01:16

次に確認したかったのは今回初となるCPUの水冷クーラーの能力です。
1週間余りの使用経験では通常の使い方だとCPU温度は35℃前後(室温22℃前後の場合)で体温位なのでハイパワーCPUにしては低い、つまりよく冷えている感じです。CPU温度は室温との相対的なものですから真夏に室温が35℃位になったとしてもCPU温度は50℃前後と考えられ全く熱暴走は心配しなくてよいと思われます。

しかし、この状態はCPUの平均負荷率が10%にも満たない場合であってCPU負荷率が連続して100%の時の冷却状態はどうかを見極めておく必要があります。

そこで、CPU負荷をかける定番のπ計算プログラム 「スーパーπ Ver 1.1」を使うことにしました。

写真は、 「スーパーπ Ver 1.1」の起動画面です。

ワオ!と言っているユーザー

ProDriver
ProDriverさんからコメント
投稿日 2013-01-15 01:26

「スーパーπ Ver 1.1」はπを指定桁計算させるプログラムです(紹介は後述)。
CPUで高速に計算させるプログラムですから負荷がかかります。
このプログラムを使う目的は同じ桁を求めるのにどれだけ時間がかかるかということでPC性能の比較を行う場合に使うのとCPUに連続して負荷をかけて発熱状態を確認する時によく使います(他にもCPUに強制的に負荷をかけるソフトはあります)。
ただ、この 「スーパーπ Ver 1.1」は複数coreある場合は100%をcore数で割った%までしか負荷をかけないので今回のNew PCの場合は12個の 「スーパーπ Ver 1.1」を同時に実行させる必要があります。

写真は 「スーパーπ Ver 1.1」を12個起動中であることを表しています。

ワオ!と言っているユーザー

ProDriver
ProDriverさんからコメント
投稿日 2013-01-15 01:31

1個の 「スーパーπ Ver 1.1」は、100%をcore数で割った%までしか負荷をかけないので今回は100%÷12core≒8%が1個の 「スーパーπ Ver 1.1」の最大負荷率です。

ワオ!と言っているユーザー

ProDriver
ProDriverさんからコメント
投稿日 2013-01-15 01:33

「スーパーπ Ver 1.1」を12個同時に実行させるとほぼCPU負荷率は100%になります。
この状態でCPUの温度上昇を確認します。

ワオ!と言っているユーザー

ProDriver
ProDriverさんからコメント
投稿日 2013-01-15 01:53

CPU負荷100%の時のCPU温度です。
マザーボード付属のソフトで確認しましたが室温22℃前後の時で52℃が最高でした。
この状態だと真夏に室温が35℃に達したとするとCPU温度は70℃位と想定できますがちょっと心配な温度ですね。
仕様書によると66.8°C迄が動作保障温度なので少しオーバー気味です。
現在においてCPUのTDPが130というのは元からハイパワーなので電気消費も高くしたがって発熱も大きめなのが今回使ったCPUなのです。

今回のテストでは水冷CPUクーラーの流速は最低にしてあります。まだ流速は2段階高められるのでクーラーの冷却能力は対応できると思います。
それと、連続してCPU負荷率100%の状態は極限です。実際の使用ではまず起こりえない状況なので問題ないと思われます。
また、真夏にレポートしたいと思います。

ワオ!と言っているユーザー

ProDriver
ProDriverさんからコメント
投稿日 2013-01-15 02:03

最後にπ計算プログラム 「スーパーπ Ver 1.1」の紹介です。
新しいフォルダーにダウンロードし解凍して実行するだけなのでOSを汚すこともありません。必要なくなったらそのフォルダーごと削除すれば綺麗さっぱり何の痕跡も残りません。
自分のPCがどれくらいの能力があるか比較されるのも面白いと思います。


【ソ フ ト名】  π計算プログラム 「スーパーπ Ver 1.1」
【登  録  名】 SUPER_PI.LZH
【著作権  者】 東京大学金田研究室
【対応  機種】  Windows NT、Windows 95
                Windows 3.1+Win32s(日本語版)
【掲  載  日】  1995/09/09
【作成  方法】 LHA にて解凍を行う。
【ソフト種別】 フリーソフト
【転載  条件】  可(報告も必要ありません)
【 注  意 】  Windows 3.1上で動作させるには Win32s が必要です。
                Win32sは雑誌の付録に付いていることがあります。また、
                「 http://www.vector.co.jp/soft/win95/edu/se022882.html 」
                にも置いてあります。
==========================================================
【ソフト紹介】

  「3.14159・・・」で知られる円周率πを、小数点以下42億9496
  万桁まで計算することに、東京大学大型計算機センターの金田康正助教授と大学
  院生の高橋大介さんらが1995年8月に成功しました。現在のπ計算の世界記
  録となっています。

    このπ計算プログラムは、この世界記録を樹立したプログラムを Windows上で
  動作するよう移植したものです。1万6千桁から3355万桁までの範囲で選択
  することができます。必要メモリとしては、 Windowsが十分に動作する環境であ
  れば特に制限はありませんが、メモリが多い方が大きな桁数の場合には速く計算
  できます。ただし、ハードディスクの空き容量は、100万桁の計算で10.5
  Mバイト、3355万桁の計算で340Mバイト必要です。

    実行時間は、 CPUの速度やメモリ容量、ハードディスクのアクセス速度により
  大きく変わります。Pentium 90MHz でメモリが十分にあれば、100万桁を40
  分、200万桁を1時間30分、400万桁を3時間40分ほどで計算できます。
  一度、お試し下さい。

ワオ!と言っているユーザー

Toshiaki Nomura
Toshiaki Nomuraさんからコメント
投稿日 2013-01-15 08:23

大成功ですね!!d(^_^o)

ワオ!と言っているユーザー

ProDriver
ProDriverさんからコメント
投稿日 2013-01-16 11:01

おおよそ期待通りのスペックになりました。
CPUの水冷クーラーはフルに稼動させると予想以上にラジエーターファンの騒音はうるさいです。
10個ぐらいある12cmファンの回転コントロールでケース内の効率よい空気の流れを作り冷却効果を上げ結果的に動作(ファンやポンプの回転)を抑えるようにするベスト設定をこれから試行錯誤して決めたいと思います。

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